おとろえぬ情熱、走る筆 「ピエール・アレシンスキー展」


日本・ベルギー友好150周年を記念して、ベルギー現代美術を代表する作家ピエール・アレシンスキー(1927年〜)の日本初の回顧展を開催します。

アレシンスキーは戦後、前衛美術集団コブラでの活動を経て、前衛書道家・森田子龍と交流し、自由闊達な筆の動きに影響を受けました。1955年に来日し、「日本の書」という短編映画も撮影しています。その後、アメリカのコミック本にも刺激され、圧倒的な筆の勢いと、抽象とも具象ともつかない独自の画風を確立しました。1965年以降は、文筆家として随筆を中心に多くの著作を出版し、その分野でも第一線で活躍。90歳近い現在も新作絵画を発表し続け、精力的に活動しています。

本展では、1940年代末の作品から最新作まで約80点を公開し、その衰えぬ情熱を紹介します。

鉱物の横顔
ピエール・アレシンスキー「鉱物の横顔」、2015年
アクリル絵の具、キャンバスで裏打ちした紙、作家蔵
©Pierre Alechinsky,2016

 

開催日 2016年10月19日(水)~12月8日(木)
日時の詳細 ■休館日 10月24日(月)のみ
■開館時間 午前10時~午後7時(金・土曜日は午後9時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで
会場 Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)
料金 ■入場料 一般1400円(前売り・20人以上の団体1200円)▽大・高校生1000円(同800)円▽中・小学生700円(同500円)
※前売券は10月18日(火)まで、主なプレイガイドで販売
問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600
関連リンク Bunkamuraザ・ミュージアム
主催 毎日新聞社、Bunkamura
後援 ベルギー大使館、J-WAVE
一覧へ

文化のイベント一覧へ

文化