生誕140年、吉田博展


生涯を通じて描きたい自然を追い求めた風景画家、吉田博(1876-1950年)の画業を振り返る展覧会です。絵に対し妥協を許さない徹底した姿勢は仲間から「絵の鬼」と呼ばれ、特に山岳風景は一般の美術ファンだけでなく、登山愛好者をも魅了しています。後半生に挑んだ木版画は、伝統的な日本の木版画に洋画の技法を用いて海外で人気を集めました。吉田は福岡県久留米市出身。初の里帰り展となる今回は水彩、油彩、木版など約230点を展示します。

「穂高山」
「穂高山」 大正期 油彩 個人蔵
「劔山の朝 日本アルプス十二題」
「劔山の朝 日本アルプス十二題」 大正15年 木版 個人蔵
開催日 2017年2月4日(土)~3月20日(月・祝)
日時の詳細 ※会期中展示替えあり(前期=2月26日まで、後期=同28日から)
月曜休館(3月20日は開館)。開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
会場 久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015)
料金 一般1,000円 65歳以上700円 大高生500円 中学生以下無料
問い合わせ 久留米市美術館 0942-39-1131
主催 久留米市美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送

文化のイベント一覧へ

文化