募集要項

2009年6月17日

 学校や地域で防災教育に取り組む子どもや学生を顕彰する09年度「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)を、兵庫県、(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構との共催で実施します。応募いただいた中から優秀な取り組みを選び、2010年1月に神戸市内で表彰式・発表会を開きます。

《対象》小学生、中学生、高校生、大学生の4部門。応募は学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で。推薦も可。

《選考》河田惠昭・人と防災未来センター長を委員長とする選考委員会で審査します。

《賞》各部門で「ぼうさい大賞」1点(賞金20万円)と、その中から「グランプリ」1点(同40万円)。また、各部門で優秀賞1点、奨励賞数点など。

《応募・問い合わせ》〒530-8251(住所不要)毎日新聞大阪本社内 ぼうさい甲子園事務局=電話06・6345・1551(代表)、ファクス06・6346・8163、メールbousai@mbx.mainichi.co.jp

■応募書類をダウンロードする

《応募締め切り》2009年9月30日

《発表》2009年12月

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◆兵庫県立舞子高校・諏訪教諭に聞く――「心」を学ぶことが真髄


防災教育について話す兵庫県立舞子高の諏訪清二教諭
 =神戸市垂水区で大西岳彦撮影

 優れた防災教育を顕彰する「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)が6回目を迎え、今年の募集が始まった。防災を学ぶ全国唯一の環境防災科があり、過去のぼうさい甲子園でも高い評価を得てきた兵庫県立舞子高校(神戸市)の諏訪清二教諭(環境防災科長)に防災教育について聞いた。

 防災教育には大きな三つの要素があると考えている。一つは災害を引き起こす自然現象について知ること。二つ目は、地震などへの災害対応について学ぶこと。三つ目が、防災力の基となる福祉や法律、経済などの社会背景を知ること。この三つに加え、助け合いや思いやりといった「心」を学ぶことが防災教育の神髄。さらに、災害について、事実と教訓を「語り継ぐ」ことも大切な要素だ。

 また、実際の災害時に生き残る「サバイバー」となるための手段を身につける防災教育がある。助かったあと、他の被災者を支援する「サポーター」に回るための得意技を磨く防災教育もあるだろう。

 ぼうさい甲子園に応募してきた学校や団体の取り組みは、福祉活動もあるし、環境問題、街づくりと分野は幅広い。そして、表彰式だけでなく、活動成果の発表会も行われている。互いの優れた取り組みを知り、参加者同士が交流を深めていくことができるのは意義深い。

(2009年6月17日毎日新聞大阪朝刊掲載)