第3回認定15グループ

 
第3回認定15グループ(順不同)
第3回認定15グループは、2021年秋の大賞審査の候補となります。
北海道名寄産業高校 酪農科学科・地域振興班
高オレイン酸含有廃棄物を活用した畜産物生産と活用に関するプロジェクト

グループ代表 古瀬 美羽さん(3年)

 地域の特産品は「ひまわりオイル」。小さすぎて搾油できず、製造過程で廃棄されるひまわりの種も、豊富なオレイン酸を含んでいます。これを家畜の飼料に活用し、付加価値のある牛乳や鶏卵の生産、ひまわりスイーツの商品化を進め、名寄のひまわりで地域振興を目指します!
北海道岩見沢農業高校 Team Onion
リン酸減肥によるタマネギ栽培の研究

グループ代表 井上 大輝さん(3年)

 岩見沢はタマネギの作付面積全国6位です。地元生産者との関わりを大切に、栽培時のリン酸過剰施肥の問題を解決する研究をしています。岩見沢において高収量で高品質なタマネギが恒常的に栽培され、全国のタマネギ産地の参考となるよう研究を進めていきます。
山形県立上山明新館高校 TEAM 紅柿
地域伝承 特産「紅柿」生産と利用拡大

グループ代表 山川 琉奈さん(2年)

 上山市の特産「紅柿の干し柿」の利用拡大に向け、2次加工の方法を探ります。加熱で起こる「渋戻り」の防止を第一目標とし、「渋味」の数値化と食味感覚の一致を検証します。渋戻りの少ない柿の系統も調べ、賞味期限の長い菓子生産を試みて周年利用を目指します。
群馬県立利根実業高校 「ホワイトデーにお米を」プロジェクト実行委員会
「ホワイトデーにお米を」プロジェクト

グループ代表 荒井 菜月光さん(3年)

 「GIFTで米の潜在需要を掘り起こす」という新しい観点で取り組みます。米でホワイトデー用のGIFT商品を作り、全国の仲間と一斉販売して話題を作り、米の市場拡大を目指します。10年後に「ホワイトデーにお米を贈る習慣は私たちが始めたんだよ」と自慢したい。
山梨県立農林高校 農業クラブ本会
伝統野菜を食べてみんなで笑顔に
~未来に残したい「やはたいも」で地域をつなぐ~

グループ代表 石橋 勇弥さん(3年)

 地元交流活動が5年目を迎え、秋の芋煮会を楽しみにしている高齢者もいます。芋煮会に使う芋の栽培管理から運営まで話し合いを重ね、改善を図りながら活動しています。中学生らも加え、会食と対話、レクリエーションなど楽しい会になるように計画を進めます。
岐阜県立岐阜農林高校 まくわうりひろめ隊
美濃国から発信 ~まくわうり復活への道~

グループ代表 熊崎 明依さん(2年)

 全国各地にある「まくわうり」ですが、発祥地である岐阜県本巣市真桑(まくわ)では消滅の危機に瀕しています。織田信長も愛したまくわうりを後世に残すため、普及活動や商品開発、栽培・活用法の研究などを進めていきます。
岐阜県立大垣養老高校 醸造研究室チーム
酵母菌は地域資源

グループ代表 大橋 貴妙郁さん(3年)

 水が酒になった「養老の滝」伝説を現代に再現しようと、滝から酒造りに適した酵母菌を取り出す実験を始めました。分離酵母でのパンづくり、地元湧水を仕込み水にした醬油の醸造も研究します。研究成果は、2年後の創立百周年事業で披露したいと考えています。
愛知県立佐屋高校 佐屋高校文鳥プロジェクト
命をつなぐ! 手乗り文鳥よ再び!

グループ代表  福重 綾花さん(3年)

 真っ白な羽と真っ赤なくちばしが魅力の「白文鳥」が誕生した愛知県弥富市ですが、現在文鳥農家は2軒で、文鳥文化が消滅の危機にあります。弥富文鳥文化を発信し、文鳥の繁殖や文鳥に関する商品開発に取り組み、弥富が再び文鳥の町になる日を目指します!
滋賀県立湖南農業高校 野菜班
Take back “Mother Lake” ~厄介者の水草を用いた地域循環型農業~

グループ代表 小林 大輝さん(3年)

 「地域循環型農業の実践で化学肥料を減らし、琵琶湖をきれいにする」――それが野菜班の最終目標です。琵琶湖へ流出する窒素成分を減らすことで、水質の悪化を促している水草の大量繁茂を抑えられます。活動を草津市や滋賀県全土へ広げるため、奮闘していきます。
大阪府立園芸高校 ハニービーサイエンスクラブ
バイオダイバシティー“池田市”を創る!
(ジェット機が飛ぶ空の下、ミツバチが飛ぶまち作り)

グループ代表 徳永 姫彩(2年)

 高校の敷地でミツバチを飼育し、ミツバチが訪れる姿に心が癒されています。そして、美味しいハチミツも採れます。ミツバチと一緒に近隣の保育園を訪問し、観察会やハチミツ絞り体験実習を行い、自然の大切さやすばらしさを伝えています。また、池田市にミツバチが利用するハニービーガーデンを広め、美味しいハチミツが採れる花と緑いっぱいの町をつくりたいです。
島根県立出雲農林高校 動物科学科 愛玩動物専攻 出雲コーチン研究班
出雲の先人が作り上げた地域の宝・出雲コーチンの復活プロジェクト Ⅳ

グループ代表 宍戸 樹里さん(3年)

 大正時代に島根県で作出された出雲コーチン種の保存とともに、地鶏化を目指して肉質調査に取り組んでいます。同時に人工授精、精子の凍結保存にも挑戦します。出雲コーチンを島根県を代表する鶏に育て、多くの方に知ってもらい、故郷の鶏として普及していきます。
広島県立西条農業高校 ジビエ加工品研究班
ジビエを利用した新商品開発による地域活性化を目指して
~イノシシ肉を使用した肉味噌造りを通して~

グループ代表 渡部 凪沙さん(3年)

 「獣害から農業を守りたい」という仲間が集い、プロジェクトを発足しました。レシピ開発では原材料の配合割合、加熱時間などで意見を出し合い、原料は地元東広島産にこだわっています。商品化まで長い道のりですが、必ずプロジェクトを成功させ、皆を笑顔にしたい。
愛媛県立西条農業高校 食農科学科 果樹班
Saijo級!青パパイヤプロジェクト 中山間地域農業の確立

グループ代表 藤田 沙奈江さん(3年)

 地域農業の課題解決のため、パパイヤの栽培を始めました。パパイヤは熱帯の果樹ですが、栄養価も高く健康食品として注目され、しかも鳥獣被害を受けません! パパイヤを野菜として栽培し、調理・商品開発、イベントでの販売など、6次産業化を進めていきます。
宮崎県立高鍋農業高校 農園moon
模擬会社から株式会社農園moonを目指して!

グループ代表 川崎 涼羽さん(3年)

 農園moonは、「地域資源を生かして地域創生」を経営理念に、草花生産・販売を行う模擬会社です。私たちの思いやアイデアが評価されて、とても嬉しく思います。生産するホオズキは、宮崎を代表する草花です。2020年オリンピック・パラリンピックをはじめ、世界に向けて発信していきます。よろしくお願いします。
霧島市立国分中央高校 園芸工学科 野菜班
国分だいこんの復活

グループ代表 米丸 俊晟さん(2年)

 大正時代から地元で栽培されていた伝統野菜「国分だいこん」の復活に取り組んでいます。地域の関係機関と連携して、栽培方法や活用法などを検討します。国分だいこんの存在を霧島市民の方々が再認識し、地域の伝統野菜を食べて健康になってほしいです!