読んでみた

社会福祉援助活動における方法と主体

山崎美貴子著、3600円+税(相川書房)

 著者は、この春、明治学院大学を退職した。教壇だけでなく東京ボランティア・市民活動センター所長、日本NPOセンター理事、国民生活審議会委員などさまざまな活動を通して社会貢献をしてきた。「わが研究の軌跡」と副題がついた本書は、第1部「ボランティア論」、第2部「ケースワーク論」、第3部「家庭福祉論」、第4部「社会福祉援助活動論」の計337ページに及ぶ論文集。「序に変えて」の見出しに「40年の回顧 生活者を支援することへのこだわり」とある。

2003年 財団報「新時代 New Way of Life」より