大友英一著/1300円+税/KKベストセラーズ
80歳を越えた今も東京・杉並の社会福祉法人浴風会病院名誉院長として「物忘れ外来」で診療に当たる著者の最新刊の一冊。
認知症は生活習慣病の一つで、ある程度予防できると説く著者が、早期発見や認知症にならないための日頃の心構えと実践法を分りやすく解説する。
バランスの良い食事を心がけ、適度な運動と考えをまとめる習慣を持ち続け、気配りを欠かさず、おしゃれ心を忘れずにお付き合いという、誰にでもできる日頃の習慣の大切さを強調する。
本財団が著者や長谷川和夫氏らの協力を得て刊行した「認知症10カ条シリーズ」が紹介されているほか、大友式ぼけ予測テストや「頭の体操300」も掲載されている。一度試されてみてはいかがだろうか。
財団報「新時代 New Way of Life」65号より