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老いはだれにも等しくやってくる。自由の利かない身体、衰える脳。病気と隣り合わせの身には、家族との別れも待っている。老いることは寂しいし、時にはいたたまれない孤独感や焦燥感、えたいの知れない不安感にも襲われる。すべてを悲観的にとらえ、取り越し苦労の連続といってもいい。そんな時、くよくよする自分の心にストップをかけ、何事も前向きに考えようという意志の力が、筆者のいう楽天力だ。先の見えにくい世の中、生き難い時代だからこそ、楽天力が必要になる。本書は、つつましく老いを生きる人たちのエピソードを「生き方模様」「こころ模様」「介護模様」「人生模様」の4つの模様というくくりの中で描いたもの。泣けて、笑えて、心温かくなる、介護の現場のとっておきのいい話。本書を傍らに、楽天力をもっと磨き、老いを明るく生きていきたいものだ。
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| 親の入院・介護に直面したら読む本(新訂版) |
| 長岡美代著1500円+税(実務教育出版) |
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「まだ先のこと」と思っていた親の入院・介護がある日、突然やってきたら、どうなるか。働き盛りの男性、子育て中の女性だったら、どうしてよいかオロオロするだけだろう。「どのくらい医療費はかかるのか」、「離れて暮らす親の面倒はどうみるか」。分からないことだらけである。そんな疑問や悩みにわかりやすく答えたのが、2006年8月に出した前作である。その後、診療報酬や介護報酬の改定、後期高齢者医療制度の創設など高齢者を取り巻く医療・介護の環境が大きく変わり、介護サービスの種類や数も格段と増えた。こうした環境の変化に合わせ、内容を全面的に書き改めたのが本書である。09年4月から見直しされた要介護認定の仕組みや介護施設の最新情報などもふんだんに盛り込んでいる。
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| 死なないで!殺さないで!生きよう!-いま、介護でいちばんつらいあなたへ |
| 社団法人認知症の人と家族の会編、1500円+税(クリエイツかもがわ) |
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「首に手をかけた」「崖(がけ)から突き落とそうと思った」「包丁を手にした」……。つらい介護体験の中で、こうした思いを一度は味わった介護者も多いだろう。それほど介護は、悲惨でつらいものであることは、最近の新聞、テレビをにぎわしている介護殺人や無理心中の多発ぶりを見れば明らかだ。本書は、介護の苦しさから一度は相手を殺そうとした介護家族が、なぜ思いとどまったのかを赤裸々に語り、今、極限状態にある介護家族たちに「苦しくても死なないで」と呼びかける渾身(こんしん)のメッセージ集である。介護殺人や介護心中が多発する中、同じ体験をした介護家族52人のの切実な声を届けることによって、1人でも多くの人に思いとどまってもらう願いが込められている。
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