コラム「母をみとる」

ラジオ番組「毎日がアルツハイマー!」

QRコードから番組に飛べます

 明けましておめでとうございます。2023年は、世界が穏やかで平和でありますよう祈ります。

 さて、一般的によく四十の手習いと言われますが、私は、60歳を大幅に過ぎて新しいことにチャレンジしています! 何と!! 自分のラジオ番組「毎日がアルツハイマー!」のパーソナリティです。毎週月曜日の21:00〜21:30にオンエアされます。

 元々ラジオは、大好きなメディア媒体です。喋(しゃべ)りだけでリスナーの皆さんとつながれる。何回か商業ベースのラジオに出演させていただき「毎アル」シリーズの宣伝に臨んだことがありますが、視覚的なことを全く気にせずに済むせいか、テレビ出演よりもずっとリラックスして、お喋りできた記憶があります。

 また、延々と続くコロナ禍の中で、上映会も講演会も、ままならなくなってしまった私が、違った方法で、不特定数の皆さんとつながるには、と考え、3カ月かけてパーソナリティー・デビューの準備を進めて来ました(こっそりと)。神奈川スタジオが、地元の横浜に出来たことも、大きな後押しでしたね。

 今回のこのラジオ局は、インターネット・ラジオです。その名も、ゆめのたね放送局。明るい介護の夢の種をまいていき、大きく育てたい!昨年の10月から月に2回の収録が、始まりました。基本的には、編集なしにオンエアされます。私の記念すべき1回目のオンエアは、11月7日。その後は、まだ新米パーソナリティですから、初めてのゲストをお迎えしたり、ひとり語りをしたり。また、ゲストと共に、遠隔収録も経験しました。何と盛りだくさんな!

 ラジオのパーソナリティにとって、大事なことは、2つあります。30分という番組の時間制限があるので、必ず27〜28分ぐらいで番組の喋りを終えること。ということは、スタジオ収録でも自宅収録でもStop Watchが、必要です。そして、この時間制約よりも大事なことは、ゲストをお迎えした時には、ゲストが最も大事だということです。「聴く力」をフルに発揮ですよね!

 12月からの収録は、毎回違うゲストをお迎えしています。おのおののゲストの下調べが必要です。ある意味では、映画のpre-productionにおけるリサーチと同じですね。トークの共通点は、どのゲストの方にも、介護の話をお聞きするという点です。とは言え、基本的には、フリートークです。オープニングは、こんな感じで。

 関口祐加の月曜日の夜は、(エコー)↑「毎日がアルツハイマー!」

 皆さん、明けましておめでとうございます。2023年も元気よく、このラジオ番組をお送りしたいと思います。パーソナリティの関口祐加です。

 私は20代から50代まで、オーストラリアで29年間過ごしました。オーストラリアは、私の第二の故郷。ところが、2011年1月に帰国。それは、アルツハイマー病を発症した母と同居し、介護をするためでした。その後、母を在宅のまま看取るまで、約10年間の介護生活を経験しました。

 この番組は、そんな<介護あるある>や、<目からウロコ>のアプローチ。何よりも<大笑い介護エピソード>など、ご紹介していきますね。

 究極的には、人生の<ものの見方や考え方>を、明るく、楽しく語っていきたいと思いまーす!

 この番組は、ご縁、応援、貢献をテーマに夢ある番組をお届けするゆめのたね放送局 神奈川スタジオからお送りします。

 最後に、番組のURLを貼っておきますね。写真のQRコードからも番組に飛べるかと思います。

 https://www.yumenotane.jp/list/01619

2022年12月