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7月1日より「音健アワード」動画作品募集

 さまざまな音楽活動に光を当て、秀逸な作品を表彰する「音健アワード」について、主催する一般社団法人日本音楽健康協会(戸塚圭介理事長)は7月1日より「音健アワード2023」(共催・毎日新聞社、後援・厚生労働省)の動画作品の募集を始める。例年は一括して作品を募ってきたが、今年は2段階に分け、自治体などによる応募は7月から、介護施設などは9月からとする。

 音健アワードは今年で6回目。健康に寄与する音楽レクリエーションのアイデアを動画で募集している。年々応募が増えており、昨年は171点で過去最多となった。10の入選作品の中から「音健特別賞」2点、「優秀賞」2点が選出され、最優秀賞(1点)は医療法人ハートフルの有料老人ホーム「望海の里}(広島県廿日市市)が応募した、入居者主体のハンドベルアンサンブル「すずらん会」のセッション動画だった。

 7月より作品の応募を求める対象は自治体、社会福祉協議会、観光協会など。ご当地の体操やダンス、うたと音楽を通じた健康づくりなど地域の音楽活動全般を募集する。昨年は山口県下松市の幼稚園など20団体が、新型コロナウイルス禍の子どもたちに元気になってほしいとの願いを込めて披露した市の公式マスコットテーマソングとダンスの動画(同市観光協会、優秀賞)▽医学的に推奨でき、音楽に合わせて大人から子どもまで取り組める「JOSO☆ハッピー体操」に励む人たちを撮影した動画(茨城県常総市福祉部幸せ長寿課、入賞)などが寄せられた。

 動画はスマートフォンやビデオカメラなどで撮影し、WEBを通じて送る。DVDやUSBに保存して郵送することもできる。最優秀賞(1点)は賞金30万円、優秀賞/特別賞(若干数)は10万円、入選(10点程度)は5万円が贈呈される。

 応募フォームは次のURL(https://onkenkyo.or.jp/award_guideline/) に接続すれば利用できる。

 動画の場合はファイル転送サービスを使い、ダウンロードURLを応募フォームに貼り付ける。郵送の場合は〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 5F 毎日企画サービス「音健アワード2023」事務局へ。締め切りは9月30日。

 9月には介護施設や医療機関、社会福祉施設全般を対象に作品の募集を始める。

2023年6月