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不要なモノ買い取りで「認知症110番」へ寄付

 公益財団法人認知症予防財団は、不要になったモノの買取金額が電話相談「認知症 110 番」への寄付となるサービスの利用を始めました。自宅で眠っている貴金属やブランド品、読まなくなった本などを業者が回収して買い取り、その買取相当額を「認知症 110 番」に寄付していただける仕組みです。

 ご利用できるサービスは、中古書籍販売大手「ブックオフコーポレーション」の宅配買取寄付サービス「キモチと。」と、買取専門店「買取大吉」を展開する「エンパワー」による出張買い取り寄付サービス「買取大吉モノ募金」です。

 「認知症110番」は、認知症を心配している方や介護に悩んでいる方たちを対象に、毎日新聞社と認知症予防財団が1992年から始めた通話料、相談料とも無料の電話相談です。これまで3万件を超す相談に応じてきました。

 ただ、近年は運営費不足に陥り、存続が危ぶまれるようになっています。これまで多くの方にご寄付をいただいていますが、現金によるご支援をためらわれる方もおられます。そこで不要になったモノを活用できる形ならご協力が広がるのではないかと考えました。

 どちらのサービスも自宅にいながら不要になったモノを売ることができます。「キモチと。」の場合は、回収希望日時や場所などを入力して申し込むと配送ドライバーが無料で集荷に訪れます。

 「買取大吉モノ募金」は査定員がご自宅に出向き、買取品を持ち帰ります。それぞれ次のURLから申し込めます。

「キモチと。」
 https://www.bookoffonline.co.jp/sellfund/BSfSellFundEntry.jsp?PARTNER_CD=ZW129

「買取大吉モノ募金」
 https://daikichi-monobokin.jp/571/

2023年6月