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CINP世界大会開催へ

 第35回国際神経精神薬理学会(CINP)の世界大会(主催・日本神経精神薬理学会、日本学術会議)が2024年5月、東京で開かれる。世界53カ国・地域から約2500人の精神医学、薬理学、脳科学の研究者らが参加し、各専門分野の基礎・臨床研究の推進に向けた取り組みなどについて議論する。

 CINPは1957年に設立された国際学会。精神神経疾患治療薬が効果を及ぼす仕組みを解明し、新薬の開発や適正使用を進めるための活動をしている。24年からが任期の次期理事長には、池田和隆・東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野長が就任する。

 日本での世界大会開催は90年の京都大会以来、34年ぶり2度目。主催の日本神経精神薬理学会は中枢神経薬の開発に向けた日本の取り組みを世界に向けて発信する。開催日は24年5月23日〜26日、会場は東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3)。大会後援者には認知症予防財団も名を連ねている。参加は次のURLから登録する。

参加登録サイト
https://cinp2024.org/registration/

シンポジウム募集サイト
https://cinp2024.org/symposia-submission/

2023年8月