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朝日生命労使が認知症予防財団に寄付/5年連続で

 朝日生命保険相互会社(東京都新宿区、木村博紀社長)は70年近く社内募金でお金を集め、福祉団体などに寄付を続けている。認知症予防財団は今年、5年連続で寄付先の一つに選ばれた。寄付金は無料の電話相談「認知症110番」の充実に充てさせていただく。

 同社は1958年、創立月の7月を「朝日の月」と定めた。以来、「社会事業への貢献」を理念に掲げ、毎年7月に労使や関連会社の役職員らから善意の募金(「朝日の月」醵金=きょきん)を集めている。今年で66回目となり、これまでの寄付総額は3億8100万円に上っている。

 今年は「健康」「シニア」など各団体のSDGsに関する目標などを踏まえ、まずは18団体を寄付先の候補とした。そこから全役職員による投票にかけ、最終的に10団体を選んだ。寄付総額は530万円で、認知症予防財団のほか、「日本NPOセンター」「地球緑化センター」「日本介護支援専門員協会」などの各団体に53万円ずつが贈られた。

 認知症予防財団への贈呈式は9月26日に朝日生命本社(東京都新宿区)であり、同社の藤田俊・サステナビリティ推進部長より同財団常務理事、吉田啓志が目録を受け取った。朝日生命は「当社の経営理念である『まごころの奉仕』のもと、様々な社会貢献活動を積極的に推進し、『社会の課題解決に貢献する会社、お客様の”生きる”を支え続ける会社』を目指してまいります」としている。

2023年10月