2009年2月の「わかる」トピックス
毎日新聞がわかる
「春はセンバツから」――出場32校が決まりました
「春はセンバツから」――今や定番になったこのコピー。実は戦前の1934年、センバツ担当になった毎日新聞入社3年目の若い記者が考え出した言葉だそうです。全然古さを感じませんし、聞いただけで、ウキウキしてきませんか。
そのセンバツ出場校32校が29日、決まりました。実績十分の伝統校や新鋭校の中で目を引くのが、嘉手納、興南の沖縄勢です。全国制覇も果たし強豪地区に数えられる沖縄ですが、2校出場は初めてのことです。
少し沖縄の甲子園史をひもといてみましょう。
首里高校が沖縄勢として初めて甲子園の土を踏んだのは、沖縄がまだ米国統治下にあった1958年夏。選手たちが持ち帰った甲子園の土が、検疫の壁に阻まれて上陸前に捨てさせられた話はよく知られています。68年夏には興南高校がベスト4に進出。72年の本土復帰をはさんで75年には、前年の九州大会でベスト4に進出した豊見城高校が初のセンバツ出場を果たしました。そして99年のセンバツで、沖縄尚学が遂に全国制覇。紫紺の優勝旗を沖縄に持ち帰ったのです。同校は一昨年、2度目の優勝を飾っています。
興南は4回目、米軍基地で知られる嘉手納は初めての甲子園です。先輩たちに続いてどんな試合を見せてくれるか、楽しみです。
21世紀枠では向陽(和歌山)川島(徳島)山形中央が選ばれました。向陽は戦前に夏の甲子園連覇の実績を持ちますが、センバツは36年ぶり。他の2校は初出場ですが、各校とも実力をつけてきただけでなく、地域に溶け込んで温かい声援に支えられています。スタンドも大いに盛り上がることでしょう。
取材班や支局の担当記者は既に取材を深めています。選手の人間ドラマや学校、地域の盛り上がりぶりをたっぷりお届けしていきます。ご期待ください。
【編集局】
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総合面毎日掲載で大人気のニュース解説「質問なるほドリ」。今春から近畿2府4県の地域面に飛び立ち、さらに中国・四国地方の各地域面にも生息域を拡大しています。地域にちなんで装いを変えた「なるほドリ」が、読者から寄せられた地元の「?」を代わりに質問。支局記者が分かりやすく答えます。
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