点字毎日

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更新日 2010-01-27 | 作成日 2009-03-30

09年 点字毎日の事業

 点字毎日では、視覚障害者の文化・福祉の向上と、社会の視覚障害者への理解促進を図るため、以下の事業を主催しています。09年も各事業を通じて、たくさんの出会いがありました。

第46回点字毎日文化賞

 受賞者:エッセイストで外国通信社勤務の三宮麻由子さん(42)

 三宮さんは、病気のため4歳で失明。上智大フランス文学科、同大学院博士前期課程修了。現在、外国通信社で報道翻訳を手がけています。1998年エッセー集「鳥が教えてくれた空」でデビュー。著書「そっと耳を澄ませば」は、第49回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しました。毎年1冊以上の著書を発表しているほか、新聞や雑誌への執筆、テレビやラジオの出演、講演などにも積極的に取り組み、視覚障害者への理解を社会に広く促すなど、その活動は高く評価されています。

表彰式:10月23日  毎日新聞東京本社

第78回全国盲学校弁論大会全国大会

  10月16日  東京都文京区・都立文京盲学校
  主催=毎日新聞社点字毎日、全国盲学校長会、毎日新聞社会事業団▽特別協賛=住友グループ広報委員会、日本公文教育研究会

  優勝:ファン・バン・ソンさん(32)
  筑波大学付属視覚特別支援学校高等部専攻科
  鍼灸手技療法科2年

 ファン・バン・ソンさんは、ベトナムから、日本のはり・きゅう・マッサージの技術を習得するため、東京都文京区の筑波大付属視覚特別支援学校に留学中。弁論では「僕に続く後輩たちのために」の演題で、日本で学んだ成果を将来、母国の視覚障害者のために生かしたいという強い決意を滑らかな日本語で語り聴衆の大きな感銘を呼びました。四天王寺大学大学院教授で、自身も全盲の愼英弘(シン・ヨンホン)審査委員長も「思いが伝わってきた。最後までその気持ちを忘れずにいてほしい」とたたえました。

 準優勝:横井秀平さん(17)  大阪府立視覚支援学校
 3位:緒方健人さん(14)   福岡県立柳河盲学校

 ※3位までの入賞者は住友グループ広報委員会のご協力により、中国研修旅行に招待いたします。

第7回オンキヨー点字作文コンクール 

  主催=オンキヨー株式会社、毎日新聞社点字毎日共催する作文コンクール

  国内部門、海外4部門で開催。海外部門は、WBU―AP(世界盲人連合アジア・太平洋地域協議会)、ABU(アジア盲人連合=西アジア・中央アジア・中東諸国で構成)、EBU(ヨーロッパ盲人連合)、WBU―NAC(北米・カリブ地域協議会)

最優秀オーツキ賞

 国内:点訳ボランティア、塘添誠次さん(60)
     「妻と二人三脚で楽しむ点訳」

 中途失明した塘添さんが、点字を学び、サポートしていた妻とともに点訳という生きがいを見いだした体験をつづっています。失明という危機を明るく乗り越え、夫婦の絆がいっそう固く結ばれていく過程は、読む人の心を打ちます。

 海外:WBU―AP地域=ベトナムのドン・フイ・リューさん(66、男性)
 ABU地域=インドのP・S・スリーニバサンさん(40、男性)
 EBU地域

=ポルトガルのノルベルト・イナシオ・デ・ソウサさん(29、男性)

 WBU―NAC地域=アメリカのナンシー・スコットさん(55、女性)

  表彰式(国内):11月18日、オンキヨー本社(大阪府寝屋川市)
  寄贈:「入選作品集」を国内1200カ所、海外180カ国に寄贈しています。

 国内、海外部門の入選作品を活字と点字で併記した「入選作品集」を製作し、全国の公共図書館、点字図書館、盲学校など1200カ所に寄贈しています。また、点字書とCDに収録した「英語点字版入選作品集」を世界180カ国の視覚障害者団体に贈呈します。入賞全作品はオンキヨーのHP(http://www.jp.onkyo.com)でも紹介しています。

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 「点字毎日」1922年創刊

 毎日新聞社は、新聞社としては世界でも例のない点字新聞「点字毎日」(週刊)を発行している。創刊はラジオ放送もなかった1922年で、全盲で初の英国留学を果たした中村京太郎が初代編集長に就任。第二次世界大戦中も発行を続け、視覚障害者へ貴重な情報提供手段となった。

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