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介助犬育成施設建設に1000万円助成など
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シンシア基金/公募助成2団体に贈呈

 身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)支援に関わる団体などに対する公募助成制度です。2012年11月に紙面で一般公募し、13年1月31日に選考委員会を開催。次の2団体に100万円を贈呈しました。

1. 社会福祉法人日本介助犬協会(本部は横浜市、訓練センターは愛知県)
2. 宝塚補助犬支援の会(兵庫県宝塚市)

シンシア基金

 補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)が同伴することを認めた身体障害者補助犬法が02年5月22日に国会で成立しました。

 兵庫県宝塚市に住むコンピュータープログラマー、木村佳友さんと介助犬シンシアが運動の輪を広げたことが、法制化の大きなきっかけとなりました。毎日新聞が長期連載「介助犬シンシア」や介助犬シンポジウム開催などで全面支援。地元宝塚市は「シンシアのまち」を宣言。ダイエーグループが介助犬受け入れを始めるなどの動きの中、国会議員が超党派で議員立法を進めました。

 介助犬や聴導犬はこれまで、法的にはペットと同じでした。歴史の古い盲導犬だけは道路交通法による規定があったものの、同伴については法律に書かれていないため、旅館やホテルで泊まる際に断られることがありました。

 毎日新聞社と毎日新聞大阪社会事業団は、補助犬への理解を深めるための募金「シンシア基金」をつくり、寄せられた浄財は介助犬の育成や研究活動に役立てています。

引退式でのシンシア
引退式会場で木村佳友さんに寄り添う在りし日のシンシア=05年12月11日、宝塚ホテルで

大役果たし、シンシア逝く

 05年12月、大役を果たしたシンシアが引退しました。19日が12歳の誕生日。人間でいうと70歳前後といいます。連載開始から7年余。介助犬の役割はエルモにバトンタッチし、シンシアは木村さんの「家族」として暮らすことになりました。

 そのシンシアに感謝する「引退式」が12月11日、兵庫県宝塚市内の宝塚ホテルで催されました。

 シンシアは06年3月14日、木村さん宅で静かに息をひきとりました。

 シンシア基金に浄財をお寄せいただき、やさしさの輪を広げていただいた皆様に感謝申し上げます。また、介助犬を応援する「シンシア基金」は引き続き継続いたします。

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