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「第48回わたぼうし音楽祭」開催

音楽祭フィナーレでテーマソング「わたぼうし」を歌う出演者と会場参加者

音楽祭フィナーレでテーマソング「わたぼうし」を歌う出演者と会場参加者

喜びを語る奥田実里(右)さん

喜びを語る奥田実里(右)さん

 障害のあるひとたちの夢や思いをつづった詩に曲をつけて歌う「第48回わたぼうし音楽祭」(奈良たんぽぽの会主催、毎日新聞社、本団など後援)が2023年8月6日、奈良県郡山市のDMG MORIやまと郡山城ホールで開かれました。

 音楽祭は新型コロナウイルスの影響で過去3年間は動画配信で開催、舞台での通常開催は4年ぶりでした。

 全国から「作詩の部」に325作品、「作詩・作曲の部」に305作品が寄せられた中から最高賞の「わたぼうし大賞」には、滋賀県近江八幡市の奥田実里さん(18)が作詩・作曲した「僕らが諦めたのは、」が選ばれました。

 大学生の奥田さんは発達障害があり、健常者と障害者がともに活動するバンド「ぽぽたん音楽隊」でボーカルを務めています。音楽祭にはバンドメンバーとともに舞台に立ち、「出場をあこがれていた音楽祭。すべてに感謝しています」と話していました。(2023年8月8日)