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私の仕事

震災体験から学んだ新聞広告の可能性 第三広告部 甲斐有紗(かい・ありさ) 08年入社

 「新聞社で働く」ことをイメージすると、多くの方は記者の仕事を想像されるのではないでしょうか。日々、世の中の出来事を読者に伝えるのが記者の仕事だとすれば、広告局で働く私の仕事は、読者へ広告という形の情報を届けること、と表現すると少し分かりやすいかと思います。担当する広告主が、どのようなタイミングでどういった内容の広告を打ちたいと考えているかを知るために「取材」は欠かせませんし、他紙と比べ読者に届く情報の差が出ないためにも「抜かれ」は禁物です。


 より広告主に満足してもらうため、またより多くの人々へ情報を届けるため、本紙だけでなく『毎日小学生新聞』や『毎日jp』、『サンデー毎日』など自社の持つ媒体と絡めたものやイベントと連動させた企画など、さまざまな工夫がなされています。


 東日本大震災後、新聞から広告が激減した時期をご存知でしょうか。「楽しい」「お得」「新発売」など広告の持つ明るい話題はあの混乱の中で控えざるを得なく、難しい政治の話や悲しいニュースの中で紙面を明るくしていた広告が姿を消しました。しかしそれと同時に、企業が新聞広告を
使って被災地を支援する事例も作られたのです。


 実際に被災地の方から、「避難所で送る非日常の生活の中、以前よく目にしていた企業のロゴマークを見て、ホッとした」というような意見も多く寄せられたと聞きました。非常事態において自分の無力さを痛感しながらも、新聞広告の可能性を模索するきっかけになったと感じています。みなさんも私たちと一緒に新聞広告のチカラを伸ばしていきませんか。

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