採用情報
記事の間違いを直す。これが校閲記者の仕事です。誤字、脱字はもちろん、人名、地名、西暦・日付・データ・金額・為替レートといった数字、日本語の使い方、内容の整合性など、さまざまな角度から原稿を読み、チェックします。
言葉のルールブック「毎日新聞用語集」のほか、各種辞書・事典、資料、記事のデータベース、インターネットなどを使い、限られた時間内で確認できることはすべて調べます。速さと正確さが求められます。
「地デジ以降(・・)」ではなく「移行」、「放射性物質の除洗(・・)」ではなく「除染」といった変換ミス、「米の苗」ではなく「稲の苗」、暗雲は「立ちこめる」ではなく「垂れこめる」といった言葉遣いの間違いまで、そこここにある落とし穴をクリアして原稿を整えていきます。
内容について疑問があれば、社会部や経済部などの出稿元に問い合わせます。
担当する面は日々ローテーションで変わるので、政治・経済・国際・科学・文化・スポーツ・社会など、新聞の扱うすべての分野に関わります。もちろん、苦手な分野に当たることも。私は入社してしばらく、スポーツの用語に慣れていなくて、「大相撲の『カド番』て何?」「野球の『打ち気にはやる』は正しい日本語?」などと右往左往していました。それでも、新しい世界を知っていく楽しさがあります。何か一つ得意分野があれば、すぐに仕事に生かせ、自信にもつながります。私の場合は短歌です。
この仕事をしていて気持ちがいいのは、毎日、その日の仕事の結果が目に見えること。間違いのない紙面を確認して、ほっとして一日を終えられます。
校閲は、まさに縁の下の力持ちです。地道な作業を積み重ねることによって、正確で読者に信頼される新聞を作ることに日々やりがいを感じています。













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