採用情報
記事につく3センチ角の小さな地図やグラフから、間違いさがしのイラスト、紙面全体の設計など、担当する仕事は多岐にわたります。
政治から暮らしまで、新聞の取り扱う情報が幅広いため、表現の引き出しやデザインのテイストも記事に応じてさまざまなものが求められます。そのためか、仕事を始めて3年目の今も、試行錯誤の毎日です。
特に東日本大震災以降は、これまでにない専門性の高い情報をグラフィック化する仕事が増えました。原子炉の構造図、地震のメカニズム、大規模な被害状況地図......。科学、物理、自然など、自分自身すぐに理解できることばかりではありません。しかし、よくわからないことだからこそ、視覚化する意味があるともいえます。ここが編集デザイナーの腕の見せどころです。
個人的に楽しいと思う仕事は、「間違いさがし」のイラストです。秋ならお月見、春ならお花見など、季節のイラストに間違いを七つ加えて完成させます。自分が間違いを探す番では、五つしか見つからないことが多いのですが、制作する側にたつと、読者が「やられた!」と思うようなイラストを描こうという気持ちになります。新聞をめくっていて、ホッと気の抜ける瞬間を提供できるのも、この仕事の面白さです。
仕事を始めてから、自分の生活の中にあふれているインフォメーショングラフィックスに着目する機会が増えました。たとえばデパートのフロア案内の見取り図や、駅の改札にある地図、買った家具の組み立て図など、以前はただ情報を享受する立場でしたが、今はどんな工夫がこらしてあるのか観察するようになりました。少しでも仕事に反映できるといいなと思います。
締め切りが迫るとマウスを握る手が震えるほど緊張することもありますが、そんなときこそ平常心。心がけることは2点。「伝えるべきことは何か」「この表現で伝わるか」
どんな小さな地図も、そこから始まります。













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