一般記者
CAREER

林 帆南Honami Hayashi

千葉支局

2022年入社

2022年秋入社 千葉支局に配属 県政を担当
2023年警察、司法、高校野球を担当

疑問を突き詰めて取材すると新しい発見がある。

 2022年10月に地方紙から転職で入社しました。前の職場では行政を中心に担当していましたが、2023年春からは、ほとんど取材経験のなかった警察本部や高校野球を任されています。記者歴は23年で7年目になりましたが、新しいことにチャレンジできる環境があり、失敗や学びを積み重ねながら仕事に励んでいます。

 記者の仕事をする上で必要なのは「なぜ」と疑問を持つことだと思います。新人時代、記事を書くのに苦戦していると、当時の先輩記者から「『なぜ』を繰り返せば簡単に書ける」とコツを教えてもらったことがありました。実践してみると悩んでいたことが解決し、また取材時にも必要だと感じるようになりました。

 千葉県では、鉄くずなどを屋外保管する施設「スクラップヤード」を巡るトラブルが相次いでおり、単純にヤードへの好奇心から取材を始めましたが、この時も「なぜ」を繰り返しました。「なぜトラブルが起きるのだろう」「なぜ不適切な管理をする業者があるのだろう」「なぜヤードを規制する条例を作ってもトラブルが解決しないのだろう」と疑問を持ち、住民や専門家などいろいろな人の話を聞いて見えたのは、ヤードの適正管理と、鉄などのリサイクルの推進を両立させたい行政の姿でした。疑問を突き詰めて取材すると新しい発見があり、それを多くの人に伝えることができるのも、この仕事の面白さです。

 取材をした際に「話を聞いてくれてありがとう」「頑張っているね」と温かい声を掛けてもらったり、夜に警察署を回って雑談を楽しんだりすることもあります。記者の仕事は、人とのコミュニケーションが基本にあって、取材に応じてくれる人への感謝は忘れてはいけないと思います。

2023年7月27日夕刊

One Day

9:30

出社

他紙の新聞をチェック

千葉支局の様子

10:00

裁判を傍聴して原稿を出稿する

12:00

昼食

お昼のニュースを確認

13:00

午前とは別の裁判を傍聴して原稿を出稿する
県内の警察署から逮捕や事故などの発表があれば電話で取材

18:00

警察署などを回る

帰宅

My Favorite

自分の名前が彫られた木製の名刺入れを愛用しています

Interview

毎日新聞社の好きなところは?

挑戦できる環境が整っているところです。

入社してから自分に起きた、良い変化は何ですか?

仕事でワクワクすることが増えました。

仕事をする上で大事にしていることは?

「面白い」「伝えたい」という気持ちを大切にしています。

休日の楽しみは何ですか?

おいしいものを食べにドライブすることです。

学生時代に打ち込んだことは?

テニスサークルや旅行です。

Message

記者の仕事は楽しいです!