中村かさね

中村かさね 生活報道部 2005年入社

2005年入社、岐阜支局に配属。警察や行政取材の傍ら、在日ブラジル人を取り巻く問題を取材
2008年中部報道センター(名古屋)に異動。スポーツや警察取材を担当。在日ブラジル人の取材も継続
2010年10月から産休に入り、12月に長男を出産
2012年4月に東京地方部で復職、10月に生活報道部に異動。女性や若者の働き方を中心に取材
2014年5月から産休に入り、6月に次男を出産
2015年5月に復職、引き続き女性や若者の働き方を中心に取材

多様な生き方、働き方が認められる社会へ

 生活報道部では、日々の出来事や生活の中で感じる疑問が取材の端緒になることがたくさんあります。資生堂の働き方の見直しについて取り上げた記事もそうでした。

時短勤務 より戦力化 資生堂改革の波紋
2016年3月14日
時短勤務 より戦力化
資生堂改革の波紋

 資生堂が、短時間勤務をしている育児中の社員に対して夜間や休日のシフトにも入るように求めたことが「資生堂ショック」と報じられ、ネットで炎上しました。私には、「ショック」と報じられたことがショックでした。育児中の女性が週1回、夜間や休日に働くことが「ショック」でしょうか? その日は夫が子どもを見ればいいのでは? 母親だけが早帰りしなくてはならない社会になったら、妊娠はリスクと考えられ、女性を採用しようという会社はなくなってしまいます。同時に、夜間や休日に化粧品売り場が混雑し、育児中の社員もシフトに入らないと仕事が回らないという事象は、利便性を追求した社会が抱える矛盾の表れだとも感じました。

 そこで、まず資生堂の社長にインタビューを申し込みました。トップから改革の背景や狙いについて語ってもらい、その後、「女性活躍」をめぐる社会全体の動向や課題を検証する記事を書きました。社長がこの件でメディアの取材にしっかり応じたのは初めてだったと思いますが、なかなかスケジュールがおさえられず、掲載までに時間がかかってしまったことは反省点です。

 高度経済成長期にかたちづくられた働き方や家族のあり方が、今、少しずつ変わり始めています。記者としてこの時代を生きられるのは、とても幸せなことだと思っています。日々の変化を追いかけるとともに、多様な生き方や働き方を認め合える社会の一助となるような記事を発信し続けたいです。

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One day

 
起床、前夜に書いた原稿を、頭がさえた状態で書き直して送稿
7:50
長男の保育園→次男の保育園→最寄り駅→会社へ
9:00
小学生向け英語教育についてフィリピンに電話取材
10:00
大手金融企業の広報が来社、打ち合わせ
午後
内閣府男女共同参画でレクチャー。人材派遣会社で外国人家事代行サービスに関する取材
17:00
会社に戻って原稿のチェック
18:30
次男の保育園→長男の保育園→自宅へ
19:30
食事の準備の合間に電話取材
メール返信、翌日の予定の確認、原稿を抱えている時は執筆。その後就寝
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Q & A

学生時代に打ち込んだことは?
卒論のテーマだった浦和レッズの地域密着が成功した理由についての研究、観戦費を稼ぐためのケーキ屋のアルバイト。
仕事をする上で大事にしていること・ものは?
疑問に思うこと。一歩引いて、多角的な視点を持つこと。
入社して意外だったことは?
「他社同期」という言葉があるほど、他社の記者はライバルであると同時に同志でもある。
現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
効率よく光って長持ち、明るくても熱くならない「LED電球」。 心は熱く、でも頭は冷静に!