障害者福祉事業

 本団の助成・援助事業の中で、最も件数が多い分野。09年度は以下の23件の助成事業を実施、このうち名義のみの後援が4件ありました。

「声の点字毎日」発行
 東京、大阪との3事業団共同事業で、週刊「点字毎日」を録音テープに吹き込んで、視覚も皮膚感覚も失った人たちへ月2回発行する。07年8月の配布分からデイジー版「点字毎日音声版」に切り替えた。西部管内では菊池恵楓園(熊本県)、星塚敬愛園、奄美和光園(ともに鹿児島県)、沖縄愛楽園、宮古南静園(ともに沖縄県)の5カ所の国立ハンセン病療養所に贈りました。

那覇市の朗読ボランティア「芭蕉の会」に本紙を提供
 那覇市で活動する朗読ボランティアグループで、1985年12月の会発足当初から、本事業団が新聞代を負担する形で助成。グループは本紙のほか、沖縄タイムス、琉球新報、サンケイ新聞、スポーツ報知の計5紙を朗読。お年寄りや目の不自由な人たちに喜ばれてきましたが、会員の高齢化や利用者の減少などで、同会は09年12月をもって活動を停止しました。

那覇市の朗読ボランティア「芭蕉の会」に本紙を提供
 那覇市で活動する朗読ボランティアグループで、1985年12月の会発足当初から、本事業団が新聞代を負担する形で助成。グループは本紙のほか、沖縄タイムス、琉球新報、サンケイ新聞、スポーツ報知の計5紙を朗読。お年寄りや目の不自由な人たちに喜ばれてきましたが、会員の高齢化や利用者の減少などで、同会は09年12月をもって活動を停止しました。


毎日サマースクールの合宿訓練で掃除や洗濯に励む生徒たち
第32回毎日サマースクール
 山口県下関市立中学校の特別支援学校生らの合宿訓練の一つで、当事業団と同市教委などとが共催。6月30~7月8日の間、下関市内の知的障害者更正施設「なごみの里」で、第1~3期に分かれて実施。市内の5校から男女計10人の生徒たちが参加。各期とも1泊2日の日程で、施設の人たちと一緒に作業や生活を共にしながら、洗濯や手工芸、地域社会とのかかわりなどを学びました。

第30回脳性マヒ児のための母親研修キャンプ
 福岡あゆみの会が主催する福岡県内の脳性マヒ児とその母親らの動作訓練研修キャンプで7月18~21日の3泊4日の日程で、同県筑前町のやすらぎ荘で開催。脳性マヒ児・者14人と母親など保護者11人のほか、九州大学の成瀬悟策・名誉教授や針塚進教授ら九大のスタッフ5人が指導、学生ボランティア17人も参加。成瀬教授らの指導で母親ら保護者が訓練士となり、わが子の動作訓練をしました。全国的にも注目されている取り組みです。 

第20回北九州市障害者水泳大会
 市障害者スポーツ協会が市内の10歳以上の身体障害児・者を対象に11月29日、小倉北区の市立思永中学校温水プールで開催。各区から約60人の障害者が出場、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、好記録が続出しました。

第34回「わたぼうし音楽祭」
 「奈良たんぽぽの会」などが主催する、障害のある人たちの「心を歌う音楽祭」で、毎日新聞社や同社会事業団などが後援しています。09年度は8月2日、奈良市の県文化会館国際ホールで開催。「わたぼうし大賞」は山口県周南市の貞弘治美さん(35)作詞、大阪府豊中市の上田敬二郎さん(46)作曲の「解放」▽文科大臣奨励賞に熊本県水俣市の永本賢二さん(49)作詞、同市の柏木敏治さん(54)作曲の「舟の名前は」が選ばれました。

「歩みの会」創立35周年沖縄旅行
 大分県宇佐市の歩みの会が創立35周年を記念して12月13~15日の2泊3日の日程で、沖縄旅行。海洋博記念公園や美ら海水族館などを回り、障害児・者と健常者が旅行を通じて理解を深め、協力し合う大切さを学びました。

第9回ごろりんハウス交流キャンプ
 福岡県久留米市の地域活動支援センター「ごろりんハウス」が9月12~13日、同県八女市の「みんなの館」で開催。施設に入所している障害児・者や養護学校に通っている人たち約30人と、ボランティアら計60人が参加し、1泊2日の交流キャンプを楽しみました。

第32回直方市障害児者ひまわりキャンプ
 福岡県直方市の障害児・者や家族、ボランティアが協力し合い、集団生活を通じて、障害児・者の社会参加を図ろうとの狙いで、関係者でつくる実行委員会方式で開催。8月21~23日の2泊3日の日程で、直方市の直方いこいの村で開き、市内の障害児・者20人のほか、その保護者やボランティアら総勢90人が参加して、運動会やコンサート、ゲームなどを楽しみました。


大濠スペシャル・笑顔ランで元気に走る参加者(09年11月29日)
第14回大濠スペシャル・笑顔ラン
 知的発達障害のある人と障害のない人が、ともに走り、ともに汗を流し、ともに生きることを考えようというジョギング大会。スペシャルオリンピックス福岡大会実行委員会の主催。大会は09年11月29日に福岡市の大濠公園周回コースであり、164人が出場。ほかにボランティア、スタッフとして148人が参加しました。

第43回九州地区聾学校体育・文化連盟大分大会
 九州地区ろう学校の体育・文化の祭典で10月8~9日、大分市の県身体障害者福祉センターを主会場に開催。九州各県のろう学校の小学生~高校生が参加した。当事業団は毎回、各競技の入賞者へのメダル(237個)や賞状(247枚)、レプリカ(3個)を贈っています。

全国脊髄損傷者連合会第33回九州ブロック会議沖縄大会
 沖縄県を含む九州各県の脊損連合会員の総会で、各県持ち回りで開催。09年は10月10~11日、那覇市の市町村共済・自治会館で開き、会員約100人が参加、各県が抱える問題の情報交換や講演会、沖縄県のバリアフリーの現状視察などをしました。

第78回全国盲学校弁論大会
 全国盲学校長会と毎日新聞社会事業団、点字毎日が主催して10月16日、東京の都立文京盲学校で開催。全国7地区から9人が出場し、日ごろ思っていることや感じていることなどを発表した。審査の結果、ベトナム留学生の筑波大付属特別支援学校高等部2年、ファン・バン・ソンさん(32)が優勝し、文部科学大臣優勝旗を手にした。 

第32回大分県在宅肢体不自由児者を励ます集い
 在宅の肢体不自由児・者と保護者の交流会で11月28~29日、同県日田市のかんぽの宿日田で開催。障害児者と保護者9組が参加し、初日はレクリェーションや意見交換などを行い、2日目は道の駅や高塚地蔵尊などを訪れ、ショッピングや参詣などを楽しみました。

第20回全国ふうせんバレーボール大会
 「障害者の完全参加と平等」を掲げ、北九州発祥の風船バレーボールの普及・振興を図る大会で11月18日、北九州市八幡東区の市立総合体育館で開催。県内はじめ九州各地から48チームが出場し、A~Dクラス別に予選リーグ、決勝トーナメントを戦い、各クラスの順位のほか、個人賞やチーム賞が決まりました。


中間市手をつなぐ育成会の年末もちつき大会に参加した人たち(09年12月23日)
中間市手をつなぐ育成会年末もちつき大会
 福岡県中間市の手をつなぐ育成会が市内の障害児らの交流と年末レクリェーション行事として毎年開催。今回は12月23日、市内の知的障害者授産施設「仲間園」で開き、障害者や家族ら95人が参加、40㌔のもちをつき、プレゼントしました。


「出発を励ます集い」で決意を述べる参加者代表(10年1月30日)
第29回「出発(たびだち)を励ます集い」
 北九州市と市手をつなぐ育成会が市内の知的障害児・者の中で、入学や卒業、成人、還暦など人生の節目を迎えた人たちを励ます催しで「かがやけ21世紀の仲間たち」のタイトルで、09年1月30日、戸畑区汐井町のウエルとばたで開催。当事業団は後援するとともに対象者96人に記念品の置時計を贈って励ましました。

第29回北九州市障害者ボウリング大会
 市障害者スポーツ協会が障害者スポーツ振興のため09年12月13日、八幡東区の北九州桃園シティボウルで開催。各地から13歳以上の選手121人、ボランティアら35人が参加。1人2ゲームずつプレーして順位を競いました。

北九州OPEN(国際車いすテニストーナメント2010北九州)
 昨年から国際車いすテニス連盟公認の国際大会となり、市身体障害者スポーツ協会も主催団体に加わって名実共に身障者の大会として新たな一歩を踏み出しました。大会は10年3月19~21日の3日間、北九州市八幡西区の穴生ドームで開催。九州・山口のほか全国からも合わせて選手76人とボランティアが参加。シングルス、ダブルスの各クラスで順位を競いました。当事業団はスタート時から主催事業並みの全面支援を続けています。

◇名義後援事業◇

第7回オンキョー点字作文コンクール  「視覚障害者の世界に点字と音声の架け橋を」との趣旨で、音響機器メーカー「オンキョー」と毎日新聞点字毎日が主催し、厚労省や毎日新聞社会事業団が後援して国内外を対象に募集。国内93編、海外は93編の作品が寄せられました。入選作品は点字と活字を併記した作品集にして刊行、約1200カ所の図書館や盲学校、関係施設に配布したほか、英語点字版入選作品集を世界180カ国の視覚障害者団体に贈呈しました。

第47回北九州市障害者スポーツ大会  北九州市内の障害者のスポーツの祭典で、09年5月31日、八幡西区の本城陸上競技場を主会場に、4カ所で陸上競技をはじめフライングディスクや盲人卓球、アーチェリー競技などを開催しました。

第27回北九州精神障害者家族会連合会総会 北九州市内の障害者の家族でつくる同連合会の定例総会で09年5月30日、戸畑区のウエルとばたで開催しました。

第28回肢体不自由児者の美術展 全国規模の美術展で10年1月29~2月2日、北九州市小倉北区の小倉井筒屋で開催。全国から応募のあった絵画、書、タイプアート、デジタル写真の中から入賞した85点を展示しました。