第23回「雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」を実施しました。
「雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」は、新潟県南魚沼市の八海山麓スキー場を会場に'12年1月7日から9日まで2泊3日の日程で実施しました。首都圏の肢体不自由児と、その親たちに雪遊びの楽しさを体験してもらいながら、子供たちは集団生活を通じて協調性や自立心を養ってもらい、親たちは医師ら専門家を交えて交流し療育について学んでもらおうという趣旨で開催しています。
当事業団とNHK厚生文化事業団、日本肢体不自由児協会の3者が主催し、1990年から開始したこのキャンプは今回で23回目となりました。手足の不自由な小学生25人とその保護者24人、支援するボランティアリーダー、医師・看護師らスタッフも含め総勢107人が参加しました。
ゲレンデでのそり滑り。スピードも出て思わず歓声があがります。雪合戦をしたり、ゲレンデを転がって楽しむ子どもたち。ボランティアのお兄さん、お姉さんと一生懸命遊びました。お父さん、お母さんは力を合わせて高さ2メートルのかまくらを作りました。二日目は雪の降るなかリフトに乗って山頂へ。リーダーと一緒にソリで滑り降りました。餅つき大会ではかわるがわるでお餅つき、とてもおいしいお餅をいただきました。三日目はグループごとに雪像づくりをしました。
子どもたちは、親たちとは別の宿舎でボランティアリーダーとの集団生活をしており、親は全く子どもの世話から解放されるのもこのキャンプの特長です。「久しぶりにスキーが出来てリフレッシュできました」「スキーも出来て、温泉にも入り、親同士の交流もできて満足です」というお父さん、お母さんは大感激の表情でした。キャンプの閉会式では、代表のお父さんから「ボランティアリーダーのみなさんの献身的な介助のおかげで親子ともども雪と遊び、楽しむことができました」と感謝の言葉が寄せられました。
このキャンプは、ボランティアリーダーのみなさんの献身的努力に支えられていることはいうまでもありませんが、スキー場や宿泊施設の方たちにも大変お世話になりました。駅とスキー場間のバスによる送迎などはご後援いただいた南魚沼市にご協力をいただきました。JR東日本には東京駅、浦佐駅での乗降に際して安全のために特別に人員を配置していただき、案内や乗降の手助けなどに気を配っていただきました。また今回は地元のボランティアの方々も参加していただきました。多くの方々の善意に支えられて今回も無事にキャンプが開催され、子どもたちは素晴らしい思い出を深く刻むことができたことでしょう。
第55回手足の不自由な子どものキャンプを実施しました。
野外料理、ビッグカヌーで湖へ、夜の花火大会
2011年も、山中湖畔でいっぱい、いっぱい楽しみました

そろいのTシャツで記念写真
第55回手足の不自由な子どものキャンプ
第55回手足の不自由な子どものキャンプ(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由協会、東京YMCA主催)が、2011年8月14日から19日までの5泊6日の日程で、山梨県山中湖村の東京YMCA山中湖センタ-で開催しました。

ラケットをバットに野球を楽しむ
このキャンプは、手足の不自由な子どもたちが両親や兄弟姉妹から離れて豊かな自然環境の中で、集団生活をすることによって、自主性や協調性を養うことを目的としています。
首都圏に住んでいる障害を持つ小学3年生から高校3年生までのキャンパー44人(男20人、女24人)と、その子どもたちをサポ-トする大学生や社会人のキャンプリーダー約32人、それと彼らをバックアップするスタッフとお医者さん、看護師さんなど約42人の総勢118人余りが参加しました。全員がボランティアです。
キャンプ期間中、子どもたちとキャンプリ-ダ-のお兄さんお姉さんは8つのグループに分かれて、キャンビンで寝泊まりし24時間いつも一緒です。遊びも食事もお風呂もみんな一緒。はじめはぎこちなかった関係もキャンプ半ばを過ぎるとまるで家族です。
キャンプでは安全性を留意した、いろいろなプログラムがキャンプリーダーやスタッフによって準備されていました。キャンプファイヤー、野外調理、ボート遊び、色とりどりのな花火大会、プールでの水遊びなど子どもたちが喜ぶプログラムばかりです。キャンプ最期の年となる高校3年生のキャンパーのために、模擬卒業式も開きました。在校生役の高2以下のキャンパーからは、メッセージ付き紙飛行機を手渡された高3キャンパーは目をうるうるさせていました。

高3キャンパーの模擬卒業式で、後輩が手作りの紙飛行機をプレゼント=(写真左)、最期の夜、キャンプファイヤーで6日間を振り返る=(写真右)
自分たちで作って食べる野外調理は、みんな大好きです。定番のカレ-ライスはもちろん、ぎょうざ、パスタ、プリンも登場。今年の野外調理はメニュ-が豊富でした。

火起こしの練習=(写真左)、楽しい食事に笑みがこぼれる.=(写真右)
まな板や包丁、お鍋などの調理器具とお肉やお米、キュウリやトマトなどの食材を森の中の野外調理場へみんなで運びました。薪を細く割るのも、野菜を小さく切るのも、みんなで交代に体験しました。準備ができたら、いよいよ料理開始です。ご飯は飯盒 (はんごう)で炊き、カレ-はお鍋で煮ました。煙に涙を流しながら作ったカレ-ライスは、また格別の味でした。

朝の集会で毎日、キャンプの旗を揚げる
みんなで一緒に乗るビッグカヌーも大人気です。緑豊かなキャンプ場の森を抜けるとすぐに富士山が真正面に見える山中湖です。一人一人救命胴着を着けてもらってボートに乗った子どもたちは、揺れるボートにおっかなびっくり。それでもボランティアのお兄さんに手伝ってもらってオ-ルを手に元気いっぱい漕ぎました。
キャンプ生活で子どもたちは成長しました。積極的に話しかけたり、友達に手を貸すことを覚えた子など、自主性と協調性を学んだ5泊6日でした。
このキャンプを支えてくださった多くのみなさまに深く感謝いたします。