毎日新聞東京社会事業団

第60回手足の不自由な子どものキャンプ

 第60回手足の不自由な子どものキャンプ(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、東京YMCA主催)が2016年8月14日から19日まで5泊6日の日程で、山梨県山中湖村平野の「東京YMCA山中湖センター」で開催されました。

 このキャンプは、手足の不自由な子どもたちが親元から離れて自然の中で集団生活を行い、自立性や協調性を養うことを目的としています。首都圏に住む障害を持つ小学3年生から高校3年生までのキャンパー33人(男15人、女18人)と、子どもたちをサポートする学生や社会人のボランティア、スタッフ、医師、看護師ら総勢約100人が参加しました。

【キャンプの始まり】

山中湖センターに到着。開村式の旗上げセレモニーで今年もキャンプがスタート。
初日の夜のオープニングファイヤー。みんなの心がひとつになっていく。

【野外調理】

 今年のブームは野外調理。各グループがそれぞれ工夫をこらしてカレー、バーベキューの定番からロコモコ丼、特製おにぎりケーキ、ギョーザ、クレープ、春巻き作りなどにチャレンジ。野外での食事を楽しみました。

薪割りも上手にできるようになりました。
カレーの味つけはまかせてね。
自分たちで作ったごはんを野外で食べるのは最高の気分。

【天気】

 期間中、台風が近づいた日もあって時々雨も降りました。少しだけ予定のプログラムを変更したグループもありましたが、リーダーの工夫とキャンパーの元気で悪天候を吹き飛ばし、みんな満足の6日間でした。日頃の行いがよかったのかな。

富士山さえ見えればオレたちの心は快晴さ。
女子グループも「富士山のポーズ」で「はいチーズ」
雨上がりの朝、山中湖畔の散歩はサイコー。
雨の日はキャビンで歌の練習だ、オー。

【ビッグカヌー】

 山中湖名物ビッグカヌーは夏のキャンプの一番人気。今年もキャンパー全員が楽しむことができて本当によかったー。

乗船完了、さあ出発だ。
湖上の風のさわやかさ。ちょっと漕ぐのをひと休み。

【ガールズinキャンプ】

 今年の参加者は女子の方が多数勢力。女の子たちの活躍が目立ちます。班ごとにスポーツ、ゲーム大会から、アクセサリーや小物作り、キャビンや星空の下での秘密の女子会まで、いろいろなプログラムを楽しみました。

グループ対抗ティーボール。こんなに盛り上がるとは。
戦い終わって女子の雄叫び。
水鉄砲でサバイバルゲーム。もうひとつの女の戦い。
おそろいの手作りリボンで記念撮影。みんな素敵でしょ。
シャボン玉もとってもきれい。
ハンモックでお昼寝。楽しすぎて眠れない。
お友達と一緒に寝るのは何だかすこしドキドキ。

【ボーイズinキャンプ】

 男の子たちも負けていません。スポーツ大会はもちろん、班の旗や虫取り網、虫かご、フォトフレームなどの手作りクラフトに挑戦。できる男を大いにアピールしました。特に大量のギョーザ作りは圧巻、全部自分たちでたいらげました。

網ができたら明日は虫取り大会だ。
全員手作り大成功。班の旗もうれしそう。
工作中、リーダーにちょっとイタズラも。
リオで大ブレークの「ボッチャ」を先取りしてたんだぜ。
大量のギョーザも全部お腹の中に消えました。
夜は「男の花火」で熱くなれ。
男子のキャビンは男臭さが魅力です。

【キャンプで会いましょう】

 今年も楽しいキャンプが無事に終わりました。子どもたちもみんな何だか来る前と少し変わったような気がします。たくましさと思い出をお土産にして家路に着きました。またいつかキャンプで会いましょう。このキャンプにご支援いただいた多くのみなさまに感謝申し上げます。

最終日には全員おそろいのTシャツで記念撮影。

「第27回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」開催しました

 首都圏の手足が不自由な子供たちに、雪と親しみ楽しい思い出を作ってもらう「第27回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、NHK厚生文化事業団主催、南魚沼市後援)が16年1月9日から11日まで、新潟県南魚沼市の八海山麓スキー場で開催されました。


保護者も交えてみんなで記念撮影

上越新幹線にも乗りました

 参加したのは首都圏在住の小学生16人と保護者、ボランティア、医師ら総勢79人。今シーズンは降雪が少なく、ゲレンデの積雪は約20センチでしたが、子供たちはソリ遊びを楽しみ、雪の上を転げ回りました。

 大学生などのボランティアがそりを坂の上まで押しあげると、子どもたちは、歓声が上げながら次々にそりに乗って滑り降ります。バランスを崩して雪の中に突っ込む子もいますが、雪に触れる機会の少ない子どもたちはみんな笑顔でした。

 3回目の参加となるさいたま市の小学6年、畑中莉々花さん(12)も「雪が少ないと聞き、心配していましたが、雪の中で遊べてうれしい」と話し、皆と一緒にソリ遊びを楽しんでいました。


しっかりつかまってね

誰が一番早いか競争です

 ボランティアのお兄さんお姉さんに支えられてリフトにも乗ってみました。最初は恐る恐るでしたが、次第に慣れて頂上付近まで上がるとみんな大満足。

 埼玉県の専門学校生、上嶋翔太さん(24)は、「一緒に思い出を作りたい」とボランティアとして参加しました。子どもたちと見下ろした山麓の雪景色は一生忘れないものになったでしょう。

 記念写真撮影後、子どもたちはボランティアと一緒に、一気に滑り降りました。

  リフトからの眺めも素晴らしい

リフトを降りたら記念撮影

 雪を集めて、かまくらも作りました。かまくらの中は意外に暖かく、お父さんお母さん、ボランティアのお兄さんお姉さんと一緒に、豚汁をいただいたり、遊んだりしました。正月恒例の餅つきにも挑戦。きなこをかけたり、あんこに包んだり。思い思いにおいしいお餅をいただきました。


何人入れるかな

重い杵を担いでよいしょ

ボランティアのお兄さんも埋めちゃいました

やぎも遊びにやって来ます

 夕方には珍しい雪上キャンプファイアーも楽しみました。お兄さんお姉さんと一緒に大きな声で唄ったキャンプソングは、いつまでも雪山にこだましていました。

 集団生活を通じて、子供たちに協調性や自立心を養ってもらうのはもちろんですが、保護者の皆さんには、医師ら専門家を交えて交流しながら、療育について学んでもらうというのもこのキャンプの狙いです。

 今回も夜には医師と保護者らによる勉強会が開かれました。専門の医師を囲んで、お父さんお母さんたちの熱い語らいは深夜まで続きました。


雪上キャンプファイアーも幻想的

保護者はかんじき散歩も楽しみました

 お世話になった南魚沼市と八海山麓スキー場の皆さん、JR東京駅と浦佐駅の職員の皆さん、ありがとうございました。

第59回手足の不自由な子どものキャンプを実施しました

 第59回手足の不自由な子どものキャンプ(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由協会、東京YMCA主催)が、2015年8月6日から11日までの5泊6日の日程で、山梨県山中湖村平野の「東京YMCA山中湖センター」で開催されました。


そろいのTシャツで記念撮影

富士山をバックに

 このキャンプは、手足の不自由な子どもたちが両親や兄弟姉妹から離れ豊かな自然環境の中で、集団生活をすることによって、自主性や協調性を養うことを目的としています。 首都圏に住んでいる障害を持つ小学3年生から高校3年生までのキャンパー44人(男21人、女23人)と、その子どもたちをサポ-トする学生や社会人のボランティア、そして彼らをバックアップするスタッフや医師、看護師を加え、総勢約100人が参加しました。


朝の集いで一日が始まる

楽しい朝食。みんなで歌をうたって「いただきます」

 15年のCDCキャンプは天候にも恵まれ、最終日まで山中湖の休日を楽しむことができました。あいにく富士山が山頂まですっきり見える瞬間は多くありませんでしたが、湖畔に出かけた子どもたちは大喜び。思い思いのポーズで記念写真に納まりました。 期間中行われるプログラムの中でも、ビッグカヌーは夏のキャンプの一番人気。ボランティアのお兄さんお姉さんに支えられて湖上に漕ぎ出します。最初は不安だった子どもたちですが、慣れてくると大興奮。湖の中ほどまで進むと、一斉に歓声が上がりました。


さあ乗り込んで、しゅっぱぁつ!

子どもたちの歓声が湖面に響く

 屋外でのプログラムでは、他にも野球、プール遊びにもそれぞれ挑戦しました。小さなボールを打つ野球はなかなか難しいものですが、ボランティアのお兄さんに助けてもらってヒットも打つことができました。 暑い日にはやっぱりプール遊びが最高です。浮き輪につかまって追いかけごっこ。プールを縦横無尽に逃げ回りました。入れ替えたばかりのプールの水はとても冷たいですが、夏の日差しを浴びて子どもたちは大喜びでした。


ちょっと冷たいけれどプール遊びも楽しい

野球も上手になりました

 野外調理も屋外での楽しみのひとつです。自分たちで薪を割って、火をおこし、鍋をかけます。恐る恐る包丁を持つ子ども達でしたが、ボランティアのお姉さんに手伝ってもらって材料もそろえました。今年はグループ毎にカレー、ビビンバ、餃子、バウムクーヘン、オムライスなどにも挑戦しました。自分たちで作った料理の味は格別。みんなでおいしくいただきました。


包丁さばきも慣れたもの

いただきまぁす!

 夏の楽しみと言えば、スイカ割りやシャボン玉遊び、花火大会も忘れてはいけません。一生懸命シャボン玉を飛ばした後は、木陰で自分たちが割ったスイカにかぶりつきました。日差しを避けて、挑戦した室内プログラムにはグループそれぞれの個性が出ます。Tシャツ作りキャンドル作り、ポシェット作り、思い思いの作品が出来上がりました。


夏の思い出を花火に込めて

テント生活も体験しました

 遊び疲れたら、湖畔を散歩したり、大きな木の下に寝転んでガールズトーク。ゆっくりとした時間を過ごしました。あっという間の6日間でしたが、子供たちは多彩なプログラムに参加して、夏のキャンプを存分に楽しみました。 夏のキャンプでは、子どもたちそれぞれが、責任を持ってキャンプの仕事を分担します。交代で食事当番をやり、毎日決まった時間に自分たちのキャビンも掃除しました。このキャンプ生活で、子どもたちはみるみる成長します。初めてキャンプに来た時は、一人静かにしているだけだった女の子が、後半は積極的に友達に話しかけます。苦労している友達に、進んで手を貸すこともできるようになりました。自主性と協調性を学び、ひとまわり大きくなった5泊6日のキャンプでした。


ゆっくりと流れる湖畔の時間

入浴後はジュースを一杯。心も体も安らぎます

 このキャンプを支えてくださった多くのみなさまに深く感謝いたします。

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