異郷のモダニズム-満洲写真全史-


旧満州(現中国東北部)の様子を伝える写真や資料による特別展「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」が名古屋市美術館で開催中です。1906年に南満洲鉄道株式会社が設立された当初から、写真は記録として撮影されました。さらに、32年の「満洲国建国」の前後からは、写真に絵画的な表現が加わるようになりました。展覧会のために集められた作品・資料約650点でその変遷を紹介します。多くの写真が初公開です。

田中靖望が写した「機関車」
田中靖望が写した「機関車」=1937(昭和12)年撮影

◆展示構成

1) 大陸の風貌-櫻井一郎と<亞東印画協会>
2) 移植された絵画主義-淵上白陽と<満洲写真作家協会>
3) 「宣伝」と「統制」-満洲國國務院弘報處と『登録写真制度』
4) “偉大なる建設”-プロパガンダとグラフィズムの諸相
5) 廃墟への「査察」-ポーレー・ミッション・レポート

◆解説会

名古屋市美術館2階講堂で同館学芸員の竹葉丈さんが作品とその時代背景を解説会します。日程は下記の通りで、いずれも午後2時から。定員80人、入場無料

①5月6日(土)「大陸の風貌-櫻井一郎と<亞東印画協会>」
②5月27日(土)「移植された絵画主義-淵上白陽と<満洲写真作家協会>」
③6月3日(土)「宣伝と統制-満洲国の写真制作」
④6月17日(土)「建国と崩壊のグラフィズム」

開催日 2017年4月29日(土)~6月25日(日)
日時の詳細 前期は4月29日~5月28日。一部展示を入れ替えた後期は5月30日~6月25日。
月曜休館午前9時半~午後5時(入場は午後4時半まで)。
金曜は祝日の場合を除き、午後8時まで(入場は午後7時半まで)
会場 名古屋市美術館(名古屋市中区栄2の17の25、052-212-0001)
料金 一般1200円(20人以上の団体は1000円)、高大生800円(同600円)、中学生以下無料
主催 毎日新聞社、名古屋市美術館、日本経済新聞社、テレビ愛知

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