没後90年記念 岸田劉生展 孤高なる絵画への道


 明治から大正にかけて活躍し、愛娘・麗子の肖像で知られる画家・岸田劉生(1891~1929)。その画業は、日本近代美術の歴史のなかでも、独創的な道を歩むものでした。

 自己の道を探究するため、徹底した細密描写による写実表現を突きつめ、さらには油彩画や日本画に取り組むなど、飽くなき探求心で自己の絵画を創造、深化させました。

 本展では重要文化財「麗子微笑」をはじめとする油彩や水彩、版画、日本画など岸田劉生の画業において道標となる作品を中心にした約170点を基本的に制作年代順に展示することで、変転を繰り返した人生の歩みとともに、改めてその孤高なる絵画への道をたどります。

重要文化財「麗子微笑」1921年10月15日、油彩・麻布、東京国立博物館 Image: TNM Image Archives ※12月8日まで期間限定展示
開催日 令和元年11月2日(土)~12月22日(日)
日時の詳細 月曜休館(11月4日と12月2日は開館)。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)※会期中、一部展示替えがあります。
会場 山口県立美術館(山口市亀山町3-1)
料金 一般1,300(1,100)円、70才以上と学生1,100(900)円、18才以下無料 
※( )内は20名以上の団体料金
問い合わせ 山口県立美術館 083-925-7788
関連リンク 美術館ホームページ https://www.yma-web.jp
主催 山口県立美術館、毎日新聞社、中国新聞社、tysテレビ山口

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