日本のやきもの 入門編 ─色彩・文様・造形をたのしむ


 約1万6千年前に日本で誕生した「やきもの」は、現在では私たちの身の回りにあふれ、欠くことのできない生活の一部となっています。土器から陶器、磁器へと至るやきものの長い歴史からは、作陶技術の発展だけでなく、日本人がどのようなやきものを美しいと感じ、愛好してきたかという、美意識の移り変わり変わりをも見てとることができます。本展では出光コレクションの中から、縄文中期の火炎土器、桃山文化期の茶道具、江戸時代の柿右衛門や京焼など各時代を代表する36件を展示、日本の陶磁器の歴史を振り返り、その美の変遷をひも解きます。

 本展は今年1月14日~3月21日に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染急拡大により中止となり、会期を改めての開催となりました。

「深鉢形土器」(火炎土器)縄文時代中期
「黄天目」銘「獅子」美濃窯、室町時代
「色絵狛犬」柿右衛門、「元禄壬申」銘(1692年)
開催日 2022年4月22日(金)~6月26日(日)
日時の詳細 月曜休館
開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場 出光美術館 門司(北九州市門司区東港町2-3)
※3階展示室は閉室しています。
料金 一般500円▽高大生300円▽保護者同伴の中学生以下無料
問い合わせ 出光美術館 門司 093-332-0251
関連リンク 出光美術館 門司ウェブサイト
http://s-idemitsu-mm.or.jp/
主催 出光佐三記念美術館、出光美術館、毎日新聞社
協賛 出光興産株式会社
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