完売続出!大人気のジャム 製造する東京都立園芸高校に潜入!
自慢の農産物や加工品を高校生が販売する「全国農業高校HANASAKA収穫祭」。完売することもある東京都立園芸高校の商品。人気の理由は、その味だけではありません。栽培から加工、販売まで、生徒たち自身が手掛ける"園芸高校ブランド"のこだわりがありました。
真夏のブルーベリージャム実習
夏真っ盛りの8月のある日、食品科2年生の12人が集まり、販売用のブルーベリージャム製造にいそしむ姿がありました。大鍋の中のブルーベリーをかき混ぜるたび、ふわっと甘酸っぱい香りが部屋いっぱいに広がります。この日は35度近い真夏日。それでも手を休めることなく、15キロものブルーベリーを丁寧にかき混ぜ続けていました。
ジャム作りでは、生徒たちの丁寧な仕事ぶりが随所で見られました。できあがったジャムを一つ一つの瓶に詰め、異物混入や容器の破損・ジャムの液だれがないかを一つ一つチェックしています。
濃い紫色がつややかに輝くジャムは果肉もたっぷり。ブルーベリー本来の風味を生かしながら、やさしい甘さに仕上げています。
完成後も作業は続きます。ラベルデザインの制作や検品を行い、商品はようやく消費者のもとへ届けられます。
このジャムは、11月7日(土)、8日(日)の同校の文化祭「園芸展」にて販売されます。朝から行列ができるほどの人気商品で、毎年完売することもあるといいます。食欲の秋にぴったりの一品なので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
収穫祭で味わう園芸高校の人気商品 注目は100%園芸高校産のマーマレード
収穫祭では、ブルーベリージャムにも負けず劣らずの人気商品が登場します。クッキーや味噌、そしてマーマレードが店頭に並びます。
ミカンの果皮は生徒たちが一つひとつ手作業で刻んでおり、口に入れると濃厚な果汁の風味と果皮の食感が楽しめます。味の特徴について生徒は、「口に入れると、果皮のほろ苦さとやさしい甘さが広がり、後味には爽やかな酸味が心地よく残ります」と話します。
そのまま味わうのはもちろん、パンに塗ったりヨーグルトに加えたりするのもおすすめといいます。さらに紅茶に入れると、果皮のほろ苦さと爽やかな香りが紅茶の風味を引き立て、ひと味違ったおいしさを楽しめるのだとか。
100%園芸高校産のマーマレードづくり
マーマレードは、生徒たちが育てたミカンの魅力を凝縮した自信作です。同校で栽培したミカンを使い、栽培から収穫、加工までを一貫して手掛けた100%園芸高校産の商品。製造した生徒は「生徒一人一人の思いがつながってできあがった一品。『園芸高校ブランド』の味を楽しんでもらいたい」と胸を張ります。
収穫祭当日は、マーマレードづくりに携わった生徒たち自身が店頭に立つ予定で、「全国の高校生が作ったさまざまな商品が並ぶ中で、世田谷区の畑で取れたマーマレードも味わってもらえたら」と意気込みます。
収穫祭は、製造に携わった高校生のこだわりや思い、そして製造秘話も直接聞ける貴重な機会です。高校生たちの思いが詰まった"園芸高校ブランド"の味を、ぜひ会場で手に取ってみてください。