第5回認定15グループ

 
第5回認定15グループ(順不同)
第5回認定15グループは、2023年秋の大賞審査の候補となります。
1 北海道美幌高校 農業クラブ アグリビジネス部
地域を創る『3つの“ま”』 ~『まぜる・まもる・まわす』 から高校生が起業する~

グループ代表 2年 新岡  晴翔(にいおか はると) さん

 オホーツク地域を「明るく元気な地域へ!!」していくために、私たちが思いを込めた作物や商品作りを進めて行きます。多くの人と関わることで、沢山の笑顔を作れたらと考えています。高校生という立場ではありますが、起業することで経済活動に参加し、よりよい地域作りに貢献していきたいです。3年間仲間とともに頑張っていきます。
2 北海道旭川農業高校 アグリデザイン班
オーガニックフラワーの調査・研究
~温室効果ガスの削減でSDGsの目標達成に貢献~

グループ代表 2年 布施 陽花(はるか) さん

 オーガニックフラワーの研究は、8年前先輩たちが食べられる花“エディブルフラワー”でスタートさせ現在に至っています。北海道の冷涼な気候を生かして無農薬・無化学肥料で栽培する切り花の需要はこれから増えていくと考えています。また、オーガニックフラワーの普及が温室効果ガス発生を抑制し、SDGsが掲げる達成目標に貢献したいと思います。旭川の地に、北海道にオーオーガニックフラワー栽培が広がるよう頑張ります
3 北海道岩見沢農業高校 農業科学科野菜班トマトチーム
地域農業の発展に向けて ~トマト低段どり栽培技術で収益向上を実現しよう!~

グループ代表 2年 大塚 皓介 さん

 私達が研究しているトマトの低段どり栽培技術は地域のトマト生産における大きな課題である晩秋期の収量増加、収穫期間の長期化、収益向上につながる技術だと考えています。私達はこの技術を地域での生産に貢献できる研究とするため、従来の技術に加えて品種による効果の比較、省力化技術の検討など、生産者や大学と連携しながら研究を進めています。班員は真面目で、楽しく研究を行おうとする人ばかり。今後もメンバー一丸となって頑張ります!
4 北海道帯広農業高校 農業科学科2年小麦分会
超強力小麦「ゆめちから」の高品質安定生産及びブレンド粉による6次産業化への挑戦

グループ代表 2年 垰田(たおだ) 桂吾 さん

 私たちは超強力小麦「ゆめちから」と中力小麦「きたほなみ」をブレンドし、100%道産小麦による新たなパン作りに挑戦します。
 班員の8人中6人の実家は農家で、全員が地域の基幹産業である農業の後継者です。将来の農業経営を考えた時、「祖父や父が築いた十勝の小麦栽培の基盤を守りながら、学生の今だからこそ失敗を恐れず新たなことに挑戦したい!」このような想いでこのプロジェクトを立ち上げました。
5 栃木県立宇都宮白楊高校 食品科学科 食品製造分会
新たなレモンの産地宇都宮から「宮レモン」を活用した商品開発!
~地域活性化と地産地消食育プロジェクト~

グループ代表 3年 大野 優希 さん

 私たち食品科学科食品製造分会は、地域の特産物や規格外農産物を活用した商品開発を通した地域活性化を研究のテーマとして活動しています。今年度から空きハウスを活用して生産され新たな宇都宮市の特産品である「宮レモン」を用いたパンや菓子などの商品開発を通して、地域を盛り上げるとともに、食育活動を展開し地産地消の大切さを伝えていきたいです。また、この活動のなかでSDGsにも取組みサステナブルな社会実現へ貢献していきたいです。
6 群馬県立勢多農林高校 食品製造部「Patisserie SETANO(パティスリーせたのう)
子持産「和紅茶」の普及をめざして

グループ代表 3年 藤井 せな さん

 私たちは「Patisserie SETANO」として、普段の授業で学んだ知識や技術をもとにレシピ開発・製造・販売などの活動をおこなっています。その活動のなかで、群馬県産の和紅茶に出会いました。海外輸入紅茶にも劣らない優れた食味を持つこの紅茶に、付加価値をつけるプロジェクトに挑戦。私たちの活動を通して、群馬県産和紅茶の知名度向上、魅力をより多くの人に知っていただけるよう頑張ります。
7 東京都立農業高校 ケヤキプロジェクト
国の天然記念物 府中市馬場大門のケヤキ並木 保護更新プロジェクト

グループ代表 2年 秋田 亜海 さん

 私達は府中市の「国指定天然記念物馬場大門のケヤキ並木の保護更新プロジェクトに取り組んでいます。近年樹勢の衰えや台風の影響等によりケヤキが減少しています。そこで、私たちの学んだ知識・技術で、種を採種し、苗木を育て、植樹をする活動をしています。また、府中市や地元の小中学校と連携することにより、さらに活動の幅を広げました。メンバーは自然が好きで、意欲的に保護活動に取り組んでいます。ケヤキ並木が「府中市のシンボル」であり続けられるようにしていきたいです。
8 石川県立翠星高校 ○箱(まるばこ)システム班
あなたの望み通りの『用途』に 生産者と消費者をつなぐ○箱システム

グループ代表 1年 相川 天志(たかし) さん

 私たち○箱(まるばこ)システム班は、○箱の設計及び製作を行い生産者に普及させることで、新たな農業システムモデルを構築することを目標に活動しています。○箱は、軽トラックの荷台に乗せ、農作業や販売などに活用できる木造のコンテナのようなものです。○箱の○には、その箱を使う人によってどんな箱にでもなるという意味が込められています。そして、夢の箱「○箱」の普及や活用を通し地域の農業を活性化させていきます。
9 静岡県立磐田農業高校 生産科学科課題研究班
「有機廃棄物を宝の山に」プロジェクト

グループ代表 3年 寺田 莉雪 さん

 女子生徒だけのグループで、学校ではなんでも相談し合える仲良しグループです。地域はトウモロコシ、お茶などの産地で多くの植物残渣があります。この残渣を焼却廃棄処分するのではなく、新たに有効価値を探し出す研究で紙化、アルコール化、プラスチック化を進め、地域にSDGsを浸透させ貢献できるよう頑張ります。
10 三重県立明野高校 あかりのProject
SDGs持続可能な養豚への挑戦~あかりのぽーくで地域を明るく~

グループ代表 3年 福田 咲蘭(さらら) さん

 私たち、あかりのProjectチームは「伊勢あかりのぽーくで地域を明るく」を合言葉に2017年より活動を開始。地域の食品企業で排出された食品製造副産物を利用し、エコフィードの研究に取り組んでいます。現在は食品製造副産物の代替割合60%を達成し、近い将来の国内飼料自給率100%達成に向け、研究を進めています。
また、 様々な方法でこの活動をPRし、"エコフィード利用畜産物を食べる"という新たなSDGsへの参加の仕方を広げていきます!
11 京都府立桂高校 アグリビジネス
京の伝統野菜を守る研究班

グループ代表 3年 前田 理沙 さん

 私たちは京都の伝統である京野菜を守り受け継いでいくため、栽培や種子保存、同時に地元企業と連携した普及活動を行っています。本校で加工品を試作し、販売することを目標に取り組みを進めています。今後は、アグリビジネスに取り組むため、京野菜だけではなく、柑橘類を栽培してどちらも組み合わせた商品の作成を思案しています。
12 広島県立世羅高校 世羅町地域活性化班
農産物を活用した備蓄食品開発と給食での活用による防災意識の向上

グループ代表 2年 矢野 優 さん

 災害対策として備蓄食料が必要です。高校のある世羅町は,町民1万6千人で3割の人へ1日分の食料を備蓄しておくと1万6千食が必要です。しかし,災害が起こらなければ使用しません。そこで,レトルトカレーを開発した経験を活かし,新規就農者の農産物を活用した備蓄食品の開発を行い,給食センターと連携することで,賞味期限内で給食として使用し,無駄なく使用しつつ,子供から防災意識の向上を図る取り組みを行います。
13 長崎県立諫早農業高校 食品科学部
地域活性を目指した長崎県産茶の有効利用法

グループ代表 2年 吉田 美優 さん

 私達食品科学部は「地元長崎の知名度アップ、地域活性化」を目標に活動しています。「長崎茶」は全国11位の生産量ですが、その知名度は低く、あまり知られていません。そこで地元と協力して新しい商品開発を行い、多くの人に長崎茶をPRする取り組みです。私達は長崎の魅力を発信することで多くの人に興味・関心を持ってもらい、これから活動で地域農業・産業の発展をめざし、地元長崎を盛り上げていけるよう頑張ります。
14 熊本県立南稜高校 球磨くまモンの水土林みどりんProject☆
~林業・農業土木の技術で故郷を守る~球磨モンの水土林Project☆

グループ代表 3年 吉田 大貴ひろきさん

 私たちは、令和2年7月4日に豪雨災害を経験し、災害に強い森林づくりを行なう大切さや森林の保水力、田んぼの多面的機能を活用した治水対策の重要性を感じました。これらのことから、日頃学んでいる林業・農業土木の知識や技術を活かして、故郷である人吉球磨地域を災害から守ることを目標に活動を行なっています。将来的には、取組を全国へ発信して、活動を広げていきたいです。地域の方々と連携して活動を頑張ります。
15 熊本県立熊本農業高校 養豚プロジェクト班
環境に配慮した商品開発により、持続可能な社会を構築する

グループ代表 2年 今本 天音 さん

 私が所属するこのプロジェクト研究では数年前からエコフィードの活用に関する研究に取り組んでいました。私は、これまでの先輩方の地道な研究があったからこそ今回の石鹸作りに繋がり、商品化することができたと思います。バトンを受け取りこれまで以上に大きな取組に発展させるという責任感と先輩方の熱い思いにやる気がみなぎりました。私たちが開発した豚脂石鹸「シンデレラネオの輝き」を皮切りに活動の幅を広げたいと考えています。