第10回認定15グループ
- 第10回認定15グループ(順不同)
- 第10回認定15グループは、2028年秋の大賞審査の候補となります。
※学年は2026年度
- 1 北海道富良野高等学校 地域資源活用班
- データ駆動型農業の普及に関する研究 ~ドローンセンシング技術を活用したタマネギ栽培最適化にむけた取り組み~

グループ代表 3年 五十嵐琉斐さん
私たち北海道富良野高等学校地域資源活用班は、スマート農業の一つであるデータ駆動型農業を地域に普及させたいと考えています。富良野市では散布用ドローンが活用されていますが、データ処理の難しさや高額な費用が課題となり、センシングドローンはあまり普及していません。そこで、地域農家の圃場でドローンを飛ばし、生育状況をデータ化します。取得したデータは地域農家と共有することで、土地生産性と労働生産性の向上を目指します。さらに、NDVIと収量の関係を研究することで、将来的にタマネギの収量予測につなげることを目指します。- 2 北海道更別農業高等学校 農産加工分会
- 風土がFood を造る~地域資源を活用した新たな価値の創造~

グループ代表 3年 寺井琉夏さん
更別村で記録的な猛暑等により約280㌔㌘の規格外すももが廃棄される課題に着目。私たちは、地域の企業と協力し、「規格外すもも」と地場産の「どろぶた」を組み合わせた「ポルケッタ」の商品開発に取り組みました。試作と食味評価を繰り返し、肉のうま味としっとりした食感を引き出す製造方法を確立し、製品開発に成功。さらに、地域住民への試食評価で商品への高い期待を確認し、規格外すももの新たな価値を生み出すことができました- 3 北海道岩見沢農業高等学校 SS班タマネギチーム
- 下水汚泥肥料によるタマネギ栽培の挑戦

グループ代表 3年 籠島颯人さん
岩見沢市はタマネギの作付面積が全国6位を誇る一大産地です。タマネギはリン酸要求量が高く、日本はリン酸肥料の原料であるリン鉱石を全て輸入しています。そこで、化学肥料に頼る栽培から日常生活で排出される下水汚泥を活用したタマネギ栽培技術の確立に向けて授業や放課後に活動しています。これまでの歴代の先輩方の思いである「地域に還元する」という思いを引き継ぎ、科学的視点を大切にした研究活動をこれからも行います- 4 山形県立新庄神室産業高等学校 チーム・マッシュアップ
- 廃菌床の全量資源化を目指した、私たちの完全リサイクル計画

グループ代表 3年 柿﨑壱飛さん
地元の特産であるきのこ生産で出る大量の「廃菌床」と「紙ゴミ」を、高効率な固形燃料へ再生する研究を行っています。先輩方から引き継いだ技術を基に、自作装置で高圧縮成型する工夫を重ねてきました。グループは、3年生2名、2年生6名と少人数ですが、学年の垣根を越えた密なコミュニケーションと協力を強みに励んでいます。地元の廃棄物を『希望の資源』に変え、地産地消のエネルギー循環を目指して全力で挑戦します!- 5 山形県立置賜農業高等学校 天蚕研究班
- 緑のダイヤで郷土を照らす~天蚕飼育を通じた地域文化の継承と価値の再創造への挑戦~

グループ代表 3年 山川大駕さん
途絶えかけた地域の天蚕文化を未来へ繋ぎたい。その一心で、クヌギ林の保全から飼育技術の改善、キビソを活用したシルクペーパー化まで手探りで挑戦してきました。伝統を守る『もの』づくりをきっかけに、人と人を繋ぐ『こと』づくりへ発展させ、持続可能な地域再生の架け橋となります。地域への誇りと情熱を胸に、養蚕の新たな可能性を切り拓く私たちの挑戦を、ぜひ見届けてください!- 6 埼玉県立杉戸農業高等学校 食品流通科NGF研究班
- 食から創る地球の未来 ~大豆ミートの普及と持続可能な環境創造~

グループ代表 3年 五十嵐竜希さん
私たちNGF研究班は美味しく地球を守るため、学校で学ぶ食品化学の学びをいかして大豆ミートの青臭さを消す工程を確立しました。杉戸町の給食への導入や本校即売会での販売、地元資源の活用など、地域から環境保全の輪を広げています。私たちの強みは、科学的な根拠と『食の未来を守りたい』という熱い思いです。全国の皆様に食からできる環境配慮の大切さを届けられるようチーム一丸となり頑張りたいです- 7 富山県立氷見高等学校 農業科学科 野菜専攻班
- For Long Tomorrow ~BLOF 理論に基づく地域資源を活用した有機栽培の実践~

グループ代表 3年 中谷海斗さん
僕たちは『環境にやさしい農業で、持続可能な未来を!』を目標に、地域資源を活用した有機肥料の開発とBLOF理論に基づく有機栽培に取り組んでいます。現在製造している肥料には、魚醤の発酵残渣や本校海洋科学科で養殖したカキ・ウニの殻を使用し、酵母菌や納豆菌を種菌とすることで微生物や微量要素を豊富に含ませる工夫をしています。地域資源の循環から生まれる野菜作りを通じて、未来の農業と地域の活性化に貢献していきます- 8 長野県南安曇農業高等学校 南安曇農業高校生物部
- 耕作放棄地を宝の山に!安曇野産「本わらび粉」の抽出・ブランド化による高齢農家救済プロジェクト

グループ代表 1年 須田樹さん
高校進学後、農家さんとの対話で地域の高齢化や耕作放棄地の深刻さを実感しました。私たちは大好きな安曇野のために、ワラビの無菌培養技術と省力化栽培を組み合わせ、高付加価値な『本わらび粉』のブランド化に挑みます。失敗を恐れず、仲間や地域の方々と協力しながら、高齢農家さんの負担軽減と地元の活性化に繋がる持続可能なモデルを築きたいです。3年間、情熱を持って走り抜けます!- 9 三重県立久居農林高等学校 食品クラブ
- 地域の礎を築く農林生の挑戦~地域素材を使った商品開発プロジェクト~

グループ代表 2年 奥村詩乃さん
私たち久居農林高校食品クラブは地元の特産品や資源を活用し、高校生のアイデアをもとにお土産を開発し販売したいと考えています。これにより、地域を元気にし、観光客を増やすことを目指しています。また、地元の企業や自治体と協力して、より良い町づくりを進め、過疎化が進む地域の復興に少しでも貢献したいと思います- 10 愛媛県立大洲農業高等学校 櫨の環プロジェクトチーム
- 失われたハゼ並木を次世代へ ~SST法による苗木生産革命と里山再生~

グループ代表 3年 片山 璃奈さん
私たちは、かつて大洲の産業を支えた「櫨」を、地域の未来をつくる資源としてもう一度甦らせたいと考えています。独自に開発したSST法による発芽技術で苗木を増やし、耕作放棄地への植栽や木蝋製品の開発、地域との連携を進めています。研究だけで終わらせず、『植える・育てる・活かす・伝える』を一体化して地域産業の再生につなげることが私たちの強みです。高校生の挑戦から、大洲の櫨文化を次世代へ、そして全国へ広げていきます- 11 愛媛県立伊予農業高等学校 菌環プロジェクトチーム
- 菌でつなぐ地域、育てる未来~未利用資源を活用した資源循環への挑戦~

グループ代表 3年 布悠斗さん
私たち菌環プロジェクトチームは『廃棄物ゼロのキノコ栽培』の実現とこの循環型農業の輪を地域に広げることを目標にし、日々活動に取り組んでいます。本校では培地資材のフスマ約2㌧の代替材として未利用資源である酒かすや醤油かすなどの食品副産物を利用しキノコ栽培を行っています。さらに、栽培後の廃菌床は100%再利用し、土壌改良材や野菜栽培へ活用することで、キノコ栽培から発生する廃棄物をゼロにしています。これからも個性豊かな仲間たちと地域で発生する資源を地域で活用する循環の輪を広げ、環境保全と持続可能な地域農業の実現に貢献します- 12 愛媛県立東予総合高等学校 東総オリーブプロジェクトチーム
- 一本のオリーブから始まる地域再生プロジェクト ~苗づくり・加工・販売で未来の特産品を育てる~

グループ代表 1年 中津希愛さん
ここ西条市は、四国でも有数の農業都市です。しかしながら耕作放棄地の増加、農家の高齢化、鳥獣被害の全国的な課題は西条でも同じです。 東予総合高校は2026年度に新設された新しい学校です。農業科、工業科、家庭科、総合学科による、今までにない複数学科併設学校です。そのため、農業だけではできないことも他の産業の力を借りることで、大きな可能性が広がることができます。オリーブで地域を元気にしていきます!- 13 熊本県立芦北高等学校 芦北高校 農業班
- 地域未利用資源による持続可能な循環型農業の確立 ~陸と海の“もったいない”から新たな価値を創り出す~

グループ代表 2年 岩井利央郁さん
私たちは地域の豊かな資源を未来につなげたいと考えています。身近な『もったいない』を地域の宝にかえるため、野生鳥獣やアシアカエビの残渣を活用した有機液肥の開発に挑戦しています。仲間それぞれの発想や得意分野を生かし、失敗から学びながら前進しています。地域の方々とのつながりを大切にし、資源が循環する農業を地域全体へ広げたいです。大好きな地元芦北・水俣地域の未来を私たちの手で切り拓くため、最後まで挑戦し続けます- 14 熊本県立熊本農業高等学校 畜産クラブ
- Livestock DX2.0 「ゲノム×命のログ(記録)」が拓く持続可能な経営モデル

グループ代表 3年 河口明優菜さん
私たちは熊本の畜産農家の減少に強い危機感を持ち、持続可能な畜産を目指して立ち上がりました!活動のポイントは、ゲノム評価と日々の観察記録をまとめ、勘や経験だけに頼らない科学的な牛の取引モデルを構築することです。高校生ならではの視点で牛の小さな変化や性格まで見逃さず、命の記録を繋ぎます。先輩から託された大切な牛とともに、大好きな地元熊本の畜産業の未来を私たちが明るく切り拓いていきます!- 15 大分県立久住高原農業高等学校 おいしい“たけた”研究会
- 地域固有資源は産業として成立するのか? ~竹田サフラン三層モデルによる中山間地域再生の実証~

グループ代表 3年 福永心香さん
活動を通して、農業だけを見ていても地域の未来は描けないと気づきました。農家の暮らし、里山の風景、自然や生き物、文化や歴史、そして地域内外の多様な人たちは、すべてつながっています。私たちはサフランを一つの『点』として、人と人、農業と異なる分野を結び、その点を線へ、線を面へと広げてきました。便利さや効率だけでは測れない竹田の豊かさを、地域の皆さんと次の世代へつなぐ。分野を越えて人を巻き込む私たちらしさを力に、3年間挑戦し続けます。