トピックス

活動レポート

2024年7月12日

友好校の東京都立園芸高等学校へミツバチ交流スタート

愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee

7月8日(月)に本校と友好校となる東京都立園芸高等学校へニホンミツバチの巣箱を2箱送りました。2015年の友好校締結から、生徒が隔年で両校を訪問する交流を行ってきました。今回、このミツバチ交流をきっかけに新たな交流が生まれることことを願い、巣箱を贈りました。
今後は両校でニホンミツバチを養蜂し、両校の蜂蜜で新たな試みができたらと期待を膨らませています。なお、巣箱の運搬については養蜂家の方に依頼し、新幹線等を利用して5時間ほどで相手校に届きました。

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2024年7月3日

沖縄県学校農業クラブ連盟発表大会 最優秀賞獲得!

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

6月28日に沖縄県学校農業クラブ連盟発表大会が開催されました。県内6校の農業高校が参加して、意見発表、プロジェクト発表を行います。私たちは、北部農林高校代表としてプロジェクト発表分野Ⅲ類に出場し、最優秀賞を獲得することができました。沖縄県代表として8月に行われる九州ブロック大会に出場します。沖縄コーヒープロジェクトの取り組みを九州の方々にも伝えられたらと思います。

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2024年6月19日

令和6年度 愛知県学校農業クラブ連盟 プロジェクト発表会について

愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee

6月13日(木)に愛知県立佐屋高等学校を会場としてプロジェクト発表会が開催されました。今回は、分野Ⅲ類【資源活用・地域振興】で本校のプロジェクト Bee研修班の生徒が発表しました。この発表会は東海大会(三重県)・全国大会(岩手県)へと続く大会であり、この日は愛知県大会でした。県内からは6校が参加し、それぞれの研究内容を発表しました。私たちもこれまでの成果を発表し、結果は「優秀賞」となりました。

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2024年6月18日

家畜動物の避難訓練③

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

3年生 齋藤 虹々七

私は学校から13.3㎞離れた農家さんの搬入担当でした。避難指示が出てから農家さんが素早くスタンチョン(餌を食べさせるときに牛を固定するためのつなぎ止め具)に入れておいてくださり、頭絡をつけてトラックに誘導しました。嫌がる様子も見られましたが、JAの職員さんと農家さんが連携し、割と早く乗せることができました。
大規模農家で、2か所の牧場に100頭近くの牛がいるため、有事にはどの牛を優先的に避難させるかという、命の選別やトリアージが必要なのではないかと思いました。

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2024年6月18日

家畜動物の避難訓練②

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

3年生 薄井 詩桜

私は近隣農家からの避難訓練を担当しました。避難指示が出て20分後くらいに到着すると、ちょうどJAの家畜運搬車も着いたところでした。日頃から頭絡(牛の頭につけるロープ)をつけた繋ぎ飼い方式のため、捕獲にはさほど時間がかかりません。
牛舎から運搬車までの距離が10メートルほどであまり長い距離ではありませんでしたが、牛舎の地面に段差があり、牛が怖がって前に進むことに抵抗していました。
牛がその段差を超えると再度抵抗はしたものの、一頭あたり2分のペースでスムーズに運搬車に運ばれて行きました。出発するまで6分ほどで思っている以上に搬入がスピーディーに完了しました!

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2024年6月18日

家畜動物の避難訓練①

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

3年生 佐藤 太陽

私は学校内にある土砂災害警戒区域にいる牛を放牧場まで移動させる担当でした。鼻環(牛の鼻についている輪っか。付いていると牛を引きやすい)がついていない「おはぎ」(←牛の名前です)を誘導するのに苦戦し、150mくらいの距離を移動させるのに17分くらいかかりました。
その後、校外から来る家畜運搬車や農家さんの車を消毒するために、タイヤに石灰をつけたり消毒液をかけたりしました。放牧場に入る際には長靴などの消毒も行い、徹底的に感染症の予防を行いました。
これらは全て家畜保健衛生所からの指導に則り行いましたが、防疫の大変さや細かさをあらためて感じることができました。

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2024年6月18日

避難訓練の実施に向けて

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

第1回目の家畜動物の避難訓練を5月23日に実施することになり、関係機関との打ち合わせを進めています。全体の指導講評を農業・農村の防災に関する専門家である大学の先生。家畜動物の衛生管理や入牧方法については、農業振興事務所や家畜衛生保健所。そして、家畜の捕獲・運搬についてはJAが、それぞれご指導・ご協力していただけることになり、協力農家を含め、まさに産学官民連携で実施する形になります。
顧問の先生だけではなく、一部の打ち合わせは部員たちも参加し、意見交換を行っています。安全な実施に向けて、ブラッシュアップしていければと思います。

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2024年6月10日

オープンファームの体験コーナーについて

愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee

6月2日(日)に本校で「オープンファーム ~ 農場開放デー ~」が開催され、多くの方が来校しました。このイベントは一般の方が普段見ることができない農場を見学し、県民の皆さんに農業について理解を深めてもらえる機会となりました。
私たちプロジェクトBee研修班も体験コーナーを設置し、「和風盆栽」の体験を行いました。豊かな自然環境を守る目的の活動で、来場の皆さんに喜んでもらいました。

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2024年6月6日

HYさんが作った沖縄コーヒープロジェクトテーマソングのMVに出演!

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

沖縄コーヒープロジェクトのテーマソングを沖縄県出身バンドのHYさんが作ってくれました。曲名は「明日種~アシタネ~」です。そのミュージックビデオに熱帯果樹コースの生徒が出演しています。コーヒーに関わることで全国的にも人気のあるHYさんのミュージックビデオにわずかな時間ですが出演することができて、貴重な体験、思い出になりました。
※添付資料はデータ量の問題で出演部分のみをトリミングしたものです。曲をフルで聴きたい方は「明日種~アシタネ~」で検索してご覧になって下さい。

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2024年5月22日

新しい苗木をいただきました!

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

5月18日(土)にワークショップ「Okinawa Coffeeを知る」が寄合原農場近くのなごアグリパークで開催されました。沖縄SVアグリ代表の高原さん、本校もお世話になっているネスレ日本の一色さんが講師となり、植栽体験等も行われる催しとなりました。その際に植栽された苗木の予備数本をご好意により、本校に寄贈していただきました。早速、鉢に植え替えして管理しています。今後の成長が楽しみです。

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2024年5月22日

安城農林高校産米の清酒完成について

愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee

5月17日(金)に知立市にある「東屋酒店」において昨年収穫した米を使った清酒の発売ピーアール活動を行いました。清酒は県内の関谷醸造株式会社に製造していただき、純米大吟醸の「農響(のうひびき)」という銘柄で販売されました。
プロジェクト Bee研修班は校内のニホンミツバチが送粉者として農産物の生産に好循環を生み出してくれていることを実感しつつ、今後も様々な 農産物を宣伝します。

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2024年5月20日

コーヒーグランズ堆肥の施肥を行いました

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

沖縄コーヒープロジェクトの一環のコーヒー粕(コーヒーグランズ)の活用というテーマの一つである、コーヒーグランズ堆肥を実際にコーヒー圃場に追肥として施肥しました。近隣のコーヒー専門店さんから定期的に出るコーヒーグランズを回収して作ったコーヒーグランズ100%の堆肥です。成分分析も行っていますが、それ以外にも何か新しい効果が発生しないかどうか、今後、観察していきたいです。

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2024年5月14日

資源循環

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

栃木では当たり前なんですが、皆さん「もみがら」って知っていますか?
収穫したイネを精米する段階で発生する、いわゆるお米の殻のことです。軽くて埃っぽくて、栃木の高校生ならだいたい制服にくっついています(笑)
もみがらは水稲農家からすれば廃棄物ですが、畜産農家からするととても重要な資材です。もみがらは敷料として牛舎内で使用されますが、クッションにもなり通気性がいい、最高のベッドなのです。尿が敷料を透過することで、牛の体が濡れず、汚れや病気を防ぐことができます。ちなみに、本校のもみがらは地域の農家さんからたくさんいただいています。その代わりに牛糞で作った肥料(堆肥)を農家の水田にまいてあげます。そうした資源循環が持続可能な農業に繋がるのですね。
もみがらの袋詰めは大変ですが、牛のため、SDGs達成のために、埃(誇り)にまみれて頑張ります!(ちなみに実習後に鼻をかむと真っ黒になります)

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2024年5月14日

90分で6mしか進まない…しかし!

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

5月23日に学校放牧場への避難訓練を実施することが決定し、急ピッチで準備に取り掛かっています。
感染症対策のために、広大な放牧場を自力で仕切っていますが、これまでは2時間分の実習(90分)で、短管パイプ1本(6m)分しか進みませんでした。縦杭を打ち込む方法や、効率的なやり方を試行錯誤すること1か月…。
なんと今回の実習では、3本分(18m)も設置することができ、メンバー7人で協力しながら、作業分解をするとスムーズに進むことが分かりました!ハンマーで打つのが得意な人、インパクトドライバーでクランプを止めるのが得意な人、短管パイプをひたすら運ぶのが得意な人。意外とそれぞれの得意分野があって、バランスの良い畜産メンバーであることが発見できました!

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2024年5月8日

JTA機内誌「Coralway」2024年若夏号(5-6月号)に掲載されました!

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

私たちの取り組んでいる「沖縄コーヒープロジェクト」が取材を受け、JTA機内誌「Coralway」2024年若夏号(5-6月号)に掲載されました。沖縄県内で行われているコーヒーに関する特集号の中の一部のコーナーではありますが、JTA機に搭乗される多くの方々に読んでいただけると思うとテンションが上がります。5、6月に沖縄にいらっしゃる方は是非ご覧になって下さい!
※トリミング記事は引きのばしたため見づらくなってます。ご了承下さい。

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2024年5月7日

女たちの闘い!?

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

私は繁殖牛の餌やりを担当しました。放牧場の草だけでも十分育つことはできますが、発情確認や添加剤(サプリメント)などを与えるために、朝と夕方には一旦牛舎に呼び戻します。嘘のようですが、「おーい!」と呼ぶと、放牧場の奥の方にいても牛たちが集まってきます(笑)
集団生活をしている放牧場の繁殖牛(母牛)には序列があります。牛舎の中に戻して餌をあげる際には、強い牛(=ボス)からスタンチョンという首を固定する器具に入れてあげないと、弱い牛たちがいじめられてしまいます。放牧場に戻す際には、その逆で弱い牛から外していきます。
また、牛は自分が歩いたところや危険個所をしっかり覚えていて、最短距離でスムーズに戻ってくることもわかりました。 牛を観察して、様々な行動特性が見えてくると、すごくおもしろいし、ますます可愛いなと感じます。

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2024年5月7日

給餌こそ飼養管理の基本!

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

矢板高校では、水曜日と木曜日の6時間目が給餌作業となります。少し早い時間になりますが、授業の中で継続的に行うことで、体調の変化や食欲不振、あるいは発情確認が自分たちで行えるため、大変勉強になります。
私は肥育牛(15か月齢以上の肉牛)を担当しました。まずは、餌箱内の残餌を綺麗にします。その後、稲ワラを与えてから、床に散らばった稲ワラをほうきやブロワーで掃き掃除します。少しの間待って、稲ワラを食べるのを確認してから、配合飼料を与えました。ウォーターカップの掃除は、他のメンバーがしてくれたので助かりました。
餌やり中に、牛が餌箱の中に尿をしてしまうアクシデントがありました。そんな時は、もみ殻で水分を吸い取り、汚れた餌はすべて取り替えるのだと教えてもらいました。牛はとてもデリケートで、自分のよだれがついただけで、餌を食べ残すこともあります。いつもきれいな餌箱を心がけて、気持ちよく食べてもらいたいと思います!

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2024年5月7日

琉球大学と連携しての調査を開始

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

国立琉球大学農学部の土壌研究室の金城和俊先生がコーヒー栽培の研究に御協力いただけることになり、寄合原農場のコーヒー圃場の土壌硬度の測定に来ていただきました。実際に測定器具を使用させてもらいながら数カ所の土壌を調査することができました。今後、測定したデータを活かしてより最適なコーヒー栽培に取り組めたらと考えています。

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2024年5月7日

コーヒー圃場の管理

沖縄県立北部農林高等学校 熱帯農業科熱帯果樹コース

新学年度を迎え、生徒たちも新たな気持ちを持ってプロジェクト活動をスタートしています。気温が徐々に上がり始め、コーヒーも活性化されて新芽、新葉が観察できてきました。このタイミングに春休みの当番で追肥を行いました。花芽を持っている株もあり、今後が楽しみです。

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2024年4月30日

避難場所(放牧場)の整備

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

畜産班メンバーや先生方と一緒に、広大な放牧地をゾーン分けする仕切り柵(単管パイプ製)の整備に着手しました。業者に頼めば簡単ですが、有事を想定して全てをセルフビルド(全て人力)での製作を目指します。
当初は人の重さで突き刺す予定でしたが、地面が固くて入らず…。インパクトドライバーを使い地面に予備穴を掘る作戦に変更しました。その後、横6m単管1本に対して、縦2m単管を5本を1スパ ンとして、それぞれをジョイントクランプで組み合わせました。
私は主に穴を掘る作業を行いました。インパクトドライバーで掘るときはアタッチメント(ドリル)が細いため、単管パイプが入るサイズの穴になるように、広げながら土を掻き出すように開けなければいけないことが分かりました。みんなで協力しながら、一つ一つの課題を乗り越えている感覚です!

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2024年4月30日

放牧牛の出荷に向けて

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

放牧牛(経産牛)である「かねひろ」の出荷準備を行いました。ブラッシングをして、鼻環を付け、引き運動をします。出荷時に、スムーズに運搬車に乗せるために慣らしが必要だからです。

かねひろは16歳(人間でいうと70歳くらいのお婆ちゃん!)にもかかわらず、放牧を終えてからの半年間、自家製の餌を毎日モリモリ食べてずいぶんと体重が増えました!たまに牛舎から連れ出して農場内をお散歩すると、迷わず放牧場に向かっていってしまう若々しさも健在です。

もともと繁殖牛として8頭の仔牛を産んだかねひろは、昨年母牛を卒業した後、廃用せずに肥育牛のように牛舎内で育ててきました。健康的に肥育することにより、ほどよい硬さの赤身肉となり、地元のお肉屋さんに買い戻してもらうことができます。黒毛和牛ですがかなり安価で売ることが可能となり、様々な形で地元での消費が可能となります!出荷が近づき、寂しい気持ちもありますが、少しでも良い肉質として格付・評価していただけるように、仕上げたいと思います。

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2024年4月26日

避難場所の水源を確保せよ!

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

牛の避難訓練の準備として、有事(停電で市水が停止したことを想定)における放牧場の水源確保のために、放牧場の脇にあるため池と沢水の採水(ろ過を含む)をしました。私はため池の水をペットボトル(2ℓ)に集める作業を担当し、漏斗の排出口に脱脂綿を詰めて採取した水をろ過しました。脱脂綿が排出口から出てしまわないよう、注意が必要でした。ろ過した後の水がとてもきれいな透明になっていて、見た目上は本当に綺麗になることが分かりました。
しかし、透明にはなったものの、その後検査機関に確認したところ、ため池の水は水源として利用できないとのことで、沢水のみを検査に回すことにしました。 引き続き、牛が無事に、安全に避難放牧できる環境作りを頑張りたいです!

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2024年4月26日

フードビジネス科3年生農福連携活動今年度初会議

宮崎県立高鍋農業高等学校 畑作利用研究班

フードビジネス科3年生畑作利用研究班ではプロジェクト学習として、学校近くの障がい者就労支援施設しろはと工房、児湯るびなす支援学校、高鍋町農業政策課、同福祉課、TSUTAYA高鍋店と、福祉の視点から入る農福連携の研究を行っていて、毎月定例会で活動報告や計画立案、見直しを行っています。4月24日は今年度初会議が町役場で行われ、新3年生の生徒や役場内で異動になって今回農福連携の担当となった方の自己紹介と今年度活動計画の確認を行いました。今年度で4年目を迎えるこの活動、ますます発展していくように生徒一同頑張ります!

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2024年4月19日

クラス牛「さくら」について

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

校内に植えてある桜が散り出した頃ですが、矢板高校の放牧場では普通の桜より開花の遅い山桜がちょうど見ごろを迎えており、とても綺麗に咲いています。
私たちの学校にはクラス牛制度があり、入学してすぐに生まれた仔牛に1年生が名前をつけて、クラスメイトとして共に成長していくというものです。この度、私達3年生のクラス牛である「さくら」を1月に出荷し、肉質を競う大きな大会である和牛甲子園に出品することに決めました。クラス全員が案を出し合い、2年前の今頃名付けをし、可愛がってきた「さくら」の出荷を想像するととても悲しいのですが、その辛さを飲み込んで1月までしっかりと育て、和牛甲子園で上位入賞を果たせるよう、頑張っていきたいと思います!

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2024年4月19日

避難放牧について

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

私たちが行っている持続可能な畜産のための活動の2つ目は、避難放牧です。頻発する大災害に備え、牛の避難訓練を行うという、家畜動物を対象にした防災・減災の取り組みです!
私たちの学校がある塩谷地区は、肉牛生産も酪農も盛んで、地域内には57か所の牧場に約3500頭の牛が飼われています。その多くが、牛舎内での舎飼いであり、電気や水道に頼った飼養管理です。能登半島沖地震でも報道されていましたが、大災害が起こると困るのは人間だけではありません。囲いの中に閉じ込められた家畜たちも同様です。
学校にある広大な放牧場のように、囲いがあって、草があって、水もある場所ならば、いざ人間が避難しなければならない時に、家畜たちを一時的に放牧することで、牛舎に残ろうとする農家さんと家畜たち、その両方の命を守れるのではないかと考えました。
実施には相当なハードルがありますが、計画から3年目でいよいよ実施できそうな所まできています!先輩たちの想いを引き継ぎ、今年度初めての実施を目指しています。これまでの取り組みについても少しずつレポートしていきます!

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2024年4月19日

ビーフダイバーシティとは②

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

昨年度には、試験的に半年間肥育を行った老廃牛を出荷したところA3ランクの格付けをいただくことができ、加工用ではなく、精肉としても十分に販売できるような肉質に仕上げることができました。米ぬかやリンゴ粕など、地域の未利用資源由来の自家製飼料で、健康的に増体させることができたと思います。
出荷したお肉は地元の業者に買い戻していただき、「矢高放牧和牛」として、ハンバーグやステーキ肉として販売することができました。先輩たちが目指していたエシカル消費を推進する商品開発も行うことができ、大好評でした!
今年度も、A5ランクでサシが入ったブランド牛から、赤身中心の放牧牛まで、多様なお肉を生産し、多くの消費者においしさとストーリーを届けたいと思います!

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2024年4月17日

令和6年度 新入生オリエンテーションについて

愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee

4月11日(木)の終業後、新入生に向けてオリエンテーションが開催されました。そこで、私たちプロジェクト Bee研修班は新入生に向けてこれまでの活動を発表することができました。新入生の皆さんに活動内容を理解してもらい、他にも多くの研修班活動があり、興味関心があればそれらの活動に参加できることを伝えました。
また、校内のニホンミツバチの巣箱からは分蜂が起き、設置した巣箱に移り住んでいることが確認できました。

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2024年4月11日

ビーフダイバーシティとは①

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

昨年度の先輩方が提唱していた「ビーフダイバーシティ」。読んで字の如く、多様な牛肉を消費者に提供して、消費してもらおうというアクションです!
矢板高校の牛のほとんどは黒毛和牛で、いわゆるA5ランクを目指す高級肉となります。これまで先輩方が育てあげて出荷してきた牛達のほとんどが、東京の市場で高値で競り落とされ、首都圏の高級店などで売られていたそうです。それはすごいことだと思いますが、同時に遠い存在の様に感じていたそうです。自分たちで食べてみたり、身近なお肉屋さんや学校給食で提供できないだろうか・・・。そう考えたときに、日々の食事で食べているテーブルミートは外国産の赤身肉であることに気が付きました。調べてみると、「国産牛」と記された牛も多くが乳牛(ホルスタイン種)であり、穀物中心に短期間で育てる黒毛和種と違って、牧草を中心に長期間育てられています。
本校にも牧草を中心に10年間程度じっくり育てている牛がいます。繁殖牛(お母さん牛)達です。子牛を産むという役割を終えると廃用となり、主にペットフードなどの加工用に回されるという事実を知り、この繫殖牛を地元で消費できるような仕組みづくりに挑戦したいと先輩方は考えるようになりました。A5ランクだけではなく、赤身主体のB2やB3など格付けも価格も低いお肉に、付加価値をつけて、生産者も消費者も納得できる仕組み。それがビーフダイバーシティなのです!

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2024年4月11日

私たちのアクションについて

栃木県立矢板高等学校 農業経営科農業技術部

はじめまして。農業技術部畜産班です。私たちは農業経営科で畜産を専攻する3年生7名で構成されています。新年度になり、先輩たちから引き継いだ研究活動をさらに発展させて、3年目の農業アクション大賞を目指します!
私たちは「持続可能な畜産」をテーマに、校内の放牧場を活かした2つのアクションを計画・実践しています。その一つ目は、ビーフダイバーシティです。

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2024年4月8日

ふるさと納税に関する出前授業

宮崎県立高鍋農業高等学校 畑作利用研究班

3月に地元高鍋町役場よりふるさと納税担当の職員をお招きして、ふるさと納税に関する出前授業を行いました。私たちの農福連携では、障がい者就労支援施設の利用者さんの工賃向上を目指して商品開発も目指しています。その一手段として完成した商品のふるさと納税への採用も目指しています。ハードルは高そうですが、頑張りたいです。

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2024年4月5日

JA香川県よりオリーブ飼料提供!

香川県立農業経営高等学校 オリーブ研究班

こんにちは!香川県立農業経営高校オリーブ研究班です!
香川県では、オリーブオイルを絞ったあとの搾りかすを飼料として扱っています。全国高校生農業アクション大賞は地域のJAと協力して研究を行うことが重要です。そこで私たちはJA香川県と交渉し、研究用としてJA香川県が販売を一括管理しているオリーブ飼料を提供して頂きました!
現在提供して頂いたオリーブ飼料を本校の牛や豚に給餌して肉質を研究しています!研究結果が楽しみです!

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2024年4月1日

外部講師による出前授業

宮崎県立高鍋農業高等学校 畑作利用研究班

宮崎県西都市で農福連携で先進的な取り組みを行っている、農業生産法人株式会社CoCoRoファーム代表の堀川さんをお迎えして、障がいを持つ方が働きやすい職場環境の作り方、ご自身が教師から転身して農業生産法人を立ち上げたきっかけなどを話してくださいました。本学科畑作利用研究班では福祉の視点からの農福連携を目指してプロジェクト学習を行っていますが、CoCoRoファームの取り組みには学ぶべきことがたくさん詰まっており、畑作以外の生徒にも農場運営にとても役立つ内容でした。また、堀川さんのパワーあふれる活動のお話は、自分の進路を考える上でもとても参考になりました。

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