CASE STUDY 導入事例

【人材研修センター長との一問一答】

記者トレによるオンライン研修を実施した大成建設株式会社の横田和丈人事部人材研修センター長に、記者トレを導入した経緯や業務への成果などをお聞きしました。

Q:研修に記者トレを導入した経緯を教えてください。

A:当社では従来から入社6~12年の若年・中堅事務職員向けのスキルアップ研修を実施してきました。建設現場などの事務業務の責任者となる社員で、何か問題が起きた時にスピード感を持って対策を練ったり、判断する際にどこに軸足を置くべきか考えたりする必要があります。当社広報部門から記者トレを紹介され、研修のマンネリ化を打破する狙いもあって導入を決めました。

Q:記者トレで養われる力の中で、最も高く評価している力は何でしょうか。

A:短い時間で要点を的確に伝達できる力です。世間の種々雑多な情報の中から、本当に求められている情報のエッセンスを作り伝えるプロフェッショナルの方々から直接教わることで、より効果が高まると感じています。「プロフェッショナルの熱量」をじかに感じられることも大きいです。また、当方からの要望で、危機管理に関する講演をお聞きできたことで、緊急事態に的確に対応するノウハウを学ぶことができ、受講生からの評価も非常に高かったです。

Q:記者トレを導入してから業務への成果はありましたか。

A:「伝えたつもりが伝わっていない」ことはよくあります。アナウンサーや新聞記者の方々から実践的な伝え方を教わることで、的確な意思疎通による業務生産性の向上に大きく寄与しているという手応えを感じています。相手の立場になって伝えることが、実務に直結するスキルとして身に付いたと思います。これは業務に限らず、プライベートにも生かせるスキルです。

Q:記者トレについて他にどのような感想をお持ちでしょうか。

A:部外者から見えづらい、新聞社やテレビ局のお仕事の中身を分かりやすく伝えていただいています。読者や視聴者の要請に応え、日々尽力されている方々のさまざまなノウハウを教えていただける貴重な機会を大切にし、今後もより多くの受講生に参加してもらいたいと考えています。


【受講生からの声】

・九州支店管理部事務センター(長崎地区建築工事)主任 藤森基玄さん

「記者トレは実践的で共感するところが多かったです。業務文書を書く際、①相手の話を聞く②内容をまとめる③文章で表現する――の三つのステップがありますが、相手に興味を持って聞くことで情報収集力が高まることに共感を持ちました。5W1Hをしっかり確認することや文章を声に出して読むことを実践したいです。たとえば、体調を崩した社員に連絡を取る際、相手がどういう状況にあるのかを想像しながらコミュニケーションを取りたいと思いました」


・東京支店管理部総務室(法務担当) 大谷恵実さん

「社外向けの文書を作成する際、社員が書いた文章を削ることがなかなかできませんでした。また、ヒアリングの時に何に重点を置いて聞けば良いか分かりませんでした。記者トレで記者の業務を分解して教えていただき、体形的に学ぶことができました。作業所に勤務していた時、仕事に忙殺されている工事の社員に連絡する必要があり、雑談をしにいったことでかえってコミュニケーションが取れるようになったことを思い出しました。相手の立場になって聞くこと、伝えることが大切だと実感しています」

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