高齢化大好機

堺屋太一著、1300円+税(NTT出版)

 小説「団塊の世代」を著してから27年。「ビジネスリーダー・シリーズ」の本書では、「この世代がさらに高齢化し、六十歳代から七十歳代の高齢期を迎える時には、これまで以上に大きな影響を日本の経済と社会と文化に与えるに違いない」と予測。例のない少子高齢社会の将来について悲観論が横行する中、むしろ好機としてとらえ「未来を見ようとする者は、健全な楽観主義、未来はよくできるという志と憤りが必要」と指摘、「世界に先駆けて好老社会を創ろう」と主張する。

2003年 財団報「新時代 New Way of Life」より