100歳の美しい脳

デヴィッド・スノウドン著、藤井留美訳、1600円+税(DHC社)

 米・ケンタッキー大学神経学教授の著者が「ナン(修道女)・スタディ」と呼ばれる加齢とアルツハイマー病についての研究を始めたのは1986年。ノートルダム教育修道女のシスター768人を対象に現在も続く。年に1度、身体・精神能力の検査を受ける。修道院に保管されている個人記録の提供や死後、脳の解剖にも同意している。献身的に研究協力する彼女たちについて書かれた本書には、「アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち」の副題がつけられている。

2005年 財団報「新時代 New Way of Life」より