アルツハイマーのお袋との800日

野田明宏著、1600円+税(時事通信社)

 副題に「中年オトコの介護奮戦記」と掲げた著者は、56年生まれの独身フリーライターで高齢者・介護問題を中心に岡山市で執筆活動している元甲子園球児。26年生まれの母と同居している。その母は02年7月にアルツハイマーと診断され、介護が始まる。「実の母を怒り、罵倒する。そんな私が情けなく、自己嫌悪という津波が次から次へと襲ってくる。実は今もその津波は押し寄せている。本書は、こんな私が綴った、母“和ちゃん”との生活記録である」と記している。

2005年 財団報「新時代 New Way of Life」より