介護地獄アメリカ

大津和夫著、1600円+税(日本評論社)

 69年生まれの読売新聞社記者が「心配なのは、自己責任を追求したアメリカ社会の功罪が、わが国で十分検証されることなく、なし崩し的に、そんな社会に向かっていることだ。『高福祉・高負担』の北欧型だけでなく、『低福祉・低負担』のアメリカについても、良し悪しを検証し、そのうえで、日本の社会保障をどう考えていくべきか、を探るべきでは」と、03年夏から1年間休職して渡米、介護、医療、生活保護、高齢者雇用を研究してきた。「自己責任追求の果てに」が副題。

2005年 財団報「新時代 New Way of Life」より