読んでみた

「老いるショック」は3度来る!

江見康一著、1300円+税(かんき出版)

 サブタイトルに「人生90年の時代」、帯には「84歳の現役経済学者が明かす第2の人生設計論」とある。1921(大正10)年生まれの著者は、一橋大学、帝京大学名誉教授。題名は73年のオイルショックと年をとることの「老いる」をひっかけた。81歳の時、東京から兵庫県の赤穂まで自転車で走破し話題をまく。「豊かな老後をめざし、中高年を三段階にわけよ」「老いるショックと老いるマネーをどう乗り切るか」「ユニークな発想と実現への執念をもとう!」など番外編も含め7章構成。

2005年 財団報「新時代 New Way of Life」より