楽しんで生きる老い

佐橋慶女著/ 1300円+税/ 海竜社

 81歳になる著者が、年をとっても前向きに、知的に、美しく生きるための具体的な70の心得を提案する。

 たとえば一日一読、十笑、百呼吸、千字、万歩はそれぞれを文字通り日課にしてこなせばいい。日記、旅などの定番の健康法から酒風呂、ミルク風呂、バラ風呂までユニークな健康法も紹介される。こうやって並べてみると、認知症予防財団が提唱する「認知症予防10カ条」と見事に重なるところがおもしろい。

 そして著者はこう強調する。「老いていくことを嘆くよりも、老いてこそ、できることをやっていこうという希望でいっぱいです」

 巻末に自ら主宰する「オパール・ネットワーク」の名を冠した「オパール・エクササイズ」がイラスト入りで紹介されている。

2011年4月 財団報「新時代 New Way of Life」66号より