60歳からの5つの健康習慣

石川恭三著/1200円+税/海竜社

 テレビでおなじみの著者が自ら実践している健康法を分かりやすく紹介している。その要諦は「一読・十笑・百吸・千字・万歩」。こう書けばもうお分かりだろう。毎日、1回活字を読み、10回笑い、100回深呼吸し、1000字の文字を書き、1万歩くことを生活習慣にすると、脳を活性化し、免疫力を高め、体にも良いと勧める。

 その理由を医師の立場から具体的に解説。とくに朝の過ごし方は即採用したくなるほど簡単で説得力がある。それは後期高齢者の年齢に達した著者が同じシニアの目線で助言しているからだろう。

 健康に良い食事法など役立つ情報が盛り沢山なほか、認知症予防に良いとされる「絵を使ったしりとり遊び」は、そのまま笑いを誘いコミュニケーションもとれるので、有効な事例として紹介されている。