脱認知症宣言

後藤日出夫・著/1400円+税/健康ジャーナル社(03・6907・2115)

 「はじめに」の書き出しがショッキングだ。病院の検査で医師から「脳に萎縮が見られる。初期アルツハイマーの疑いがある」と言われ、「治りますか」という問いには「良くなることはありません」と答えたとする。筆者はこの言葉で認知症は確実に進行すると断言する。強い精神的ストレスがアルツハイマーを悪化させるというのだ。

 分子化学を専門とする著者は生活習慣病を引き起こす「酸化ストレス・炎症体質」を食事や運動で改善し、精神的ストレスを回避することで認知症になりにくい体に変えることは可能という。

 とくに食事方法の説明は詳細で、悪い油を取らない、ゼラチンなどの取りすぎ注意、朝の果物接取の勧めのほか、「万能健康ジュース」やザワークラウトとラブレ菌を組み合わせた「ラブレクラウト」の有効性を強調する。