母を9泊10日の予定でお泊まりの出来るデイ・サービスへ送り出した翌朝、私は、午前6時半に自宅を出発し、成田空港へ向かいました。今回は、ロンドンには行かず、アムステルダムから直接、ノーリッジへ入ることにしました。「毎アル・ファイナル」の時と同じカメラマンとの二人三脚の撮影の旅です。
今回の撮影の目的は、ヒューゴ・デ・ウオール博士をじっくりと撮影することでした。インタビューは、パーソン・センタード・ケア(PCC)をベースにして認知症ケアER(緊急病棟)であるハマートン・コートを設立した経緯、経営のやり方などこと細かく聞くことが出来ましたよ。また、もう一つは、認知症ケア・アカデミーJAPAN (DCAJ)について2人でじっくり話し合いました。その辺りもまるっと撮影できてよかったです。
今回ありがたかったのは、カメラマン共々ヒューゴ先生宅に宿泊できたことです。「毎アル・スピンオフ」は、始まったばっかりで自腹を切った撮影の旅だったからです。それにしても何て素敵な2階建ての家!今回は、写真を多めにご紹介したいと思います。
さて、私が帰国してすぐ母は、9泊をどうにかこうにか終えて帰宅しました。ところが、今まで見たこともないような絶不調になってしまいました。そのことを反映するかのような新しい要介護認定書が届きました。要介護5です。次号ではそのことを書きたいと思います。
2019年6月