読みやすく模様替え--認知症予防シンポジウム 2010年度報告書

判型B5からA4に改定

 認知症予防シンポジウムの2010年度報告書「認知症にどう対応するか」がまとまり、3月中旬より発売された。今回は初めて判型を変えるなど、読みやすさをポイントに模様替えを行った。

 報告書はアフラックの協力で93年から毎年2〜3か所開催している地域連続シンポジウムの内容を各年度ごとに編集しているもので、10年度版は全都道府県での開催を達成した6月の四日市と、50回目という節目の開催になった11月の仙台を特集している。

 シンポジウム自体が節目を迎えたことに加え、同10年は認知症予防財団の創立20周年にあたり、公益財団法人に移行した年でもあることから、これを機に、シンポジウム名を「認知症予防シンポジウム」に統一し、報告書の体裁も大判で読みやすいA4判に改めた。またシンポジウムに通し番号をつけ、これまでのすべての開催地と期日を一覧表にまとめた。

 認知症10カ条シリーズの全30条を掲げて好評のページも、覚えやすい「五七五調」を唯一取り入れていなかった「予防10カ条」にも広げ、親しみやすさを心掛けている。

 シンポジウムは財団と毎日新聞社、地元有力紙が共催し、厚生労働省、日本医師会、日本歯科医師会、地元自治体等が後援。四日市会場は高齢者権利擁護支援センターの池田惠利子センター長が「認知症高齢者の尊厳は守られているか?」を、また仙台会場は東北大学大学院の目黒謙一教授が「認知症の基礎知識と地域における早期発見と対処」をテーマにそれぞれ基調講演を行ったほか、パネルディスカッション、質疑応答も行われ、同時録音されたものを再編集の上、まとめている。

 1部1000円(税込み)。問い合わせは本財団(電話03・3216・4409)へ。

20011年3月