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「家族の会」代表が新刊

 認知症の人を抱える家族たちの全国組織「認知症の人と家族の会」を31年間束ねてきた高見国生代表が新刊「ああ認知症家族」(岩波書店、1500円+税)を出した。

 初めて家族の中に認知症の人を抱えた時の不安と混乱の期間をできるだけ短くして、介護する側とされる側が早く安定した状態となるよう、必要な情報を盛り込んだ。

 サブタイトルにも「つながれば、希望が見えてくる」とあるように、病気の理解はもちろん、自分だけが苦しんでいるのではないこと、そして仲間とつながることの大切さを優しく語りかけている。

2011年8月