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電話相談サミット

講演とパネルディスカッション
東京で11月2日 都内4団体が一堂に

 認知症に関するさまざまなことを気楽に電話相談できる場を提供している東京都内の4団体代表が、今年も一堂に会して「電話相談サミット」を行う。

 昨年の第1回と同様、社会福祉法人浴風会の呼び掛けに他の3団体が応えた。200人を超える参加者のアンケートで、「相談の具体例を聞きたかった。利用者がどんなことに困っているかという話が聞きたい」という声があり、今回は相談数の多い事例を紹介し、どのように対応したかを話し合うことで、相談員のスキルアップにもつなげようという。

 11月2日(土)午後1時〜同3時50分、杉並区高井戸西1の12の1の浴風会内にある認知症介護研究・研修東京センター2階大会議室で、本間昭・同センター長が「認知症の介護と電話相談の意義」と題し講演。その後「どう支えますか〜人間関係に悩む介護家族〜」をテーマにパネルディスカッションを行う。

 パネリストは▽「認知症てれほん相談」の大野教子氏(公益社団法人認知症の人と家族の会東京都支部代表)▽「高齢者のための夜間安心電話」の恩田興一氏(社団法人東京社会福祉士会電話相談事業研究開発委員会委員)▽「認知症110番」の中田京子氏(公益財団法人認知症予防財団電話相談員)▽「介護支え合い電話相談」の野辺由郎氏(社会福祉法人浴風会電話相談員)の4人。

 午後4時からは浴風会内のレストランで、介護家族のサポーターの交流の場として懇親会も予定されている(会費1000円)。

 講演とパネルディスカッションは定員250人、要事前申し込み、無料。申し込みは氏名、郵便番号・住所、電話・ファクス番号、所属団体名、参加人数、同行者氏名、懇親会への参加の有無を明記し〒168‐0071東京都杉並区高井戸西1の12の1、浴風会介護支え合い電話相談室へファクス(03・5941・1036)かメール(denwasoudan@yokufuukai.or.jp)。問い合わせは電話03・5941・1035。

2013年10月