特発性正常圧水頭症のガイド本

介護者向けに刊行

特発性正常圧水頭症のケアマネージャー向けのガイドブック

 「症状が改善する認知症」として知られるようになった特発性正常圧水頭症(iNPH)患者の在宅生活をサポートしようと、ジョンソン・エンド・ジョンソンはケアマネジャーや介護専門職向けのガイドブックを発行した。

 特発性正常圧水頭症は体内を流れる髄液が脳に過剰にたまることで歩行障害や認知症、尿失禁の三つの症状が表れる病気。現在462万人といわれる認知症の人の5%がこの病気に当たるのではないかといわれている。

 過剰にたまった髄液を体外に出す「髄液シャント術」と呼ばれる簡単な手術で三つの症状が70〜90%改善するとされているが、術後の症状を安定させるためは適量の髄液を出す必要がある。それが「太らない」「転ばない」「閉じこもらない」という生活3原則だ。

 「特発性正常圧水頭症 iNPHの生活3原則とケアプラン」と題した冊子はケアマネジャーがケアプランを立てる際に、前述の生活3原則を維持できるよう役立つ情報が分かりやすく紹介されている。

 A5判15ページの冊子には二つの事例が紹介され、妻と二人暮らしの75歳男性には、ゴルフや畑仕事をしたいという本人の希望に沿った1週間のケアプランが、また一人暮らしの80歳女性には、トイレを気にせず買い物に行ったり趣味の絵手紙教室に通うプランがそれぞれ参考に例示されている。

 この冊子は認知症やiNPHの研修会で配布しているほか、希望者にも分けている。問い合わせは株式会社公共事業PRセンター(電話03・3358・6361/ファクス03・3358・6689 またはEメール:semi@go-life.jp)

2014年8月