認知症ハンドブック、新たに2冊

 「認知症110番」にかかってくる電話相談の中から代表的なものをピックアップし、相談者が困っている問題を解きほぐし、どのような対応をとったらいいかをイラスト入りで分かりやすく解説する「認知症ハンドブック」の最新刊2冊が完成した。

 読み切れる分量(A5判18ページ)と、イラストを見ただけでスッと内容が理解できる読みやすさを心掛けた電話相談員自身の編集による認知症入門シリーズの第3、4弾。シリーズ3の「家族ができること・認知症の人への寄り添いかた」では「夜中にゴソゴソしています」「娘の私がわからない」「自分の家なのに帰りたがる」「夏なのにセーターを着ます」という相談を、またシリーズ4の「『ウソ! まさか! なぜ?』を受け入れるまで」では「お風呂に入らない」「着替えてくれません」「何でも拾って集めている」「あっ!うんちを…」といった具体的な相談事例を紹介し、どのような対応を勧めているかを紹介。

 ベテランの相談員が相談者の目線で聞き役に徹し、一緒に考えていく助言内容は、文字の一字一句、イラストの位置や絵の内容に至るまでこだわりの注文が反映されている。

 お求めの方はハガキに郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し〒100-8051、東京都千代田区一ツ橋1-1-1、毎日新聞社内、認知症予防財団へ。

 「認知症110番」は1992年に開設し、累計の相談件数は2万2000件を超えている。

 またハンドブック等の刊行を含めた電話相談記録票のデータベース化事業は競輪の補助事業として行っている。

2015年12月