朝日生命保険相互会社(東京都新宿区、石島健一郎社長)労使から認知症予防財団に対する寄付金贈呈式が9月末、同社であり、当財団に54万円の目録が贈られた。同社は70年近く社内の有志が募金に応じ、福祉団体などに寄付を続けている。当財団として寄付金は無料の電話相談「認知症110番」の充実に充てさせていただく。
同社は1958年、創立月の7月を「朝日の月」と定め、「社会事業への貢献」を理念に毎年7月、労使や関連会社の役職員らから善意の募金(「朝日の月」醵金=きょきん)を集めている。67回目となる今年は540万円が集まった。これまでの寄付総額は3億8640万円に上る。
寄付に先立ち、同社は各団体の活動内容を踏まえた上で寄付先候補を19団体に絞り込んだ。そこから全役職員による投票にかけ、最終的に上位10団体に54万円ずつを贈った。選ばれたのは「日本NPOセンター」「難民を助ける会」などで、認知症予防財団は1位だったという。
2024年10月