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認知症予防・無料セミナー 東京で12月8日開催/ライトハイク創作に挑戦

 一般社団法人「ライトハイク協会」と認知症予防財団は12月8日午後、師弟関係の落語家で親子でもある林家たい平さん・咲太朗さんをゲストに招き、「認知症予防セミナー ライトハイク・メソッド」(毎日新聞社後援)を東京都内で開く。入場無料。180人の参加希望者を募集し、参加者にはお題を元に自由詩のライトハイク創作に挑戦してもらう。

林家たい平さん
林家たい平さん
咲太朗さん
咲太朗さん

 ライトハイクは季語や定型などの決まりがない最短2行の自由詩だ。お題の上の句と同じ文字数の言葉を考えて下の句を結ぶのが唯一のルール。例えば、お題の上の句が「車の運転楽しいね」の場合、下の句を「隣の君は船を漕(こ)ぐ」と同じ8字で結び、一編の詩とする。

 車の運転楽しいね

 隣の君は船を漕ぐ

 といった具合だ。同様にお題が6字の「雨の遊園地は」であれば、

 雨の遊園地は

 傘のパレード

 とやはり6字で返す。起句のお題から連続して同じ文字数の言葉を結んでいき、3行以上の詩にする「三つ編み」なども楽しめる。

「ライトハイクのお題例」

 いずれもライトハイク協会代表理事の八塚慎一郎さんが考案した。八塚さんは2022年秋から普及に向けて本格的に動き始め、翌年2月にはたい平さんに協力を要請。たい平さんも八塚さんの熱意に応えて快諾し、23年9月に発足した同協会の理事に就任した。

朝田隆・筑波大名誉教授

 同協会は小・中・高校生や高齢者らを対象としたライトハイク講座を開催している。通常は八塚さんや、たい平さんら落語家が講師役を務めているが、いずれは一般のシニア世代にも講師となってもらい、児童・生徒ら若い世代との交流に結びつけることを目指している。またライトハイクの創作は普段使わない脳の部位を刺激することから認知症予防の効果も期待されている。認知症予防の第一人者、朝田隆・筑波大名誉教授は今年7月から、治療の一環として自身のクリニックにライトハイク講座を導入している。

 12月8日開催の「ライトハイク・メソッド」は午後3時から、千代田区一ツ橋1の毎日新聞東京本社地下1階にある毎日ホールで。約2時間の2部構成で、第1部は当日の毎日新聞朝刊の見出しなどから言葉を抜き出し、思いついた人に字数関係なく結ぶ言葉を次々と答えてもらう「準備体操」などからスタート。続いてお題に応じて同じ文字数の下の句を参加者に考えてもらい、詩を作っていく。

 「詩に優劣はない」というのが協会のポリシーで、優秀作の選考などはしない。参加者が編んだ詩の中からたい平さん、咲太朗さん、八塚さんがそれぞれ好きな作品を選び、作者に創作意図をインタビューする。第2部では朝田氏が認知症予防について講演する。

 希望者はお住まいの都道府県、お名前、参加人数(お1人か最大2人1組)を明記し、11月30日までにメールでまで申し込んでください。参加希望多数の場合は抽選とし、結果をメールで通知します。

2025年10月