認知症予防財団と生涯健康社会推進機構は3月27日(金)午後2時から、無料のオンライン公開講座「いきいき健脳をつくる」(毎日新聞社後援)を開く。これまでの講演が主だった構成を変え、認知症研究の第一人者、新井平伊アルツクリニック東京院長(順天堂大名誉教授、認知症予防財団会長)が事前に視聴者から寄せられた認知症に関する質問や悩みに答える「みなさんのご質問にすべてお答えします」をメインの催しとする。質問がある方は3月18日(水)までにメールでへ。講座の視聴申し込みは同26日までにこちらのURLへアクセスしてください。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_pGj6pxNiTb6E0Lg2MeM7Cw
新井氏は順天堂大医学部精神医学講座教授として長年認知症の研究と治療に従事し、とりわけ若年性認知症の研究では日本のトップランナーとされる。同大学退任後に開業し最先端の認知症治療に携わる中で、相次いで承認された新薬「レカネマブ」「ドナネマブ」も数多く処方している。また、認知症の予防に興味がある人やもの忘れが気になり始めた人らを対象に運動やゲーム、談話などさまざまなプログラムを提供する「健脳カフェ」も開いている。モットーは「認知症になっても人生終わりじゃない」。
「みなさんのご質問にすべてお答えします」への質問は認知症の治療や研究、予防の最新情報のほか、生活を送る上で気をつけるべきことや心の持ちよう、更には専門的なことまで何でも受け付ける。時間(40分)の許す限り答え、答えられなかった質問にも後日回答する。
質問コーナーの後は、新井氏のクリニックで軽度認知障害(MCI)の人を対象に鍼(はり)療法に取り組んでいる佐川聖子・認知症専門鍼灸(しんきゅう)師が「もの忘れ対策に役立つ鍼施術とつぼケア」と題して話す。この他、認知症予防にも役立つ検定制度「生涯健脳検定」の説明や、100の質問に答えるだけで自分史を作ることができる「思い出ノート」を使った人生を豊かにする方法などの紹介がある。
公開講座は「健脳カフェ」(東京都新宿区左門町)から中継する。講座の終了は午後3時半ごろの予定。