読み終えた本や使わなくなったモノをお金に換えて寄付できるサービス「キモチと。」を手がけているブックオフコーポレーション(本社・相模原市)は、サービスを通じた寄付総額が5億円を突破したと発表した。認知症予防財団も2022年度に寄付先の団体に登録されており、電話相談「認知症110番」の運営資金としてこれまで40人を超す方から20万円近い寄付を受けている。
「キモチと。」はブックオフが19年4月に始めた宅配買取寄付サービス。書籍の他、自宅に眠っているゲームやフィギュア、ブランド品、家電、衣服などの不用品について、同社による査定額を寄付金に充てる仕組みだ。寄付をしたい人は買い取り品を梱包(こんぽう)したうえで、「キモチと。」のウェブサイトから応援したい団体を選ぶ。サイトから日時を指定すれば同社が無料で自宅まで回収に訪れる。回収品は後日査定して買い取り金相当額を寄付として指定の団体に支払う。
直近の1年間(24年6月〜25年5月)では約1万1000件の利用があり、寄付額は約3200万円だった。寄付をした人は男性38%、女性62%。年代別に見ると20代15%、30代22%、40代25%、50代22%、60代11%と幅広い層に利用されている。買い取り品は本が全体の61%と最多ながら、近年はブランド品や衣類など「その他」(18%)が伸びているという。担当者は「社のイメージから本の買い取りを思い浮かべる人が多いと思いますが、幅広く受け付けています」。
「キモチと。」サイト上の認知症予防財団のページは右の二次元コードから。
