認知神経科学会(朝田隆理事長)は7月26日(日)午前9時半から、一般の人も無料で参加できる「認知症に関する特別シンポジウム」を上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町)で開く。朝田理事長ら認知症の研究者4人がそれぞれ講演する。
東京科学大客員教授でメモリークリニックお茶の水理事長の朝田氏は、「Lancet誌14の認知症危険因子を読み解く カギはMCI(軽度認知障害)」と題して話す。
世界的に高名な医学雑誌「ランセット」は2024年、改定版として難聴、喫煙、高コレステロールなど科学的根拠に基づく14項目の認知症リスク要因を挙げ、これらのリスクを全て取り除けば認知症を最大で45%予防できる可能性がある、とした。朝田氏はこの14のリスク要因について、疾患・障害リスクと生活・環境リスクに分類して説明したうえで、MCIを軸に14の因子がなぜ認知症のリスクになるのか、どうすれば各因子を克服できるかについて紹介する。
このほかMRI脳画像分析の世界的権威、森進・米ジョンズ・ホプキンス大医学部教授、脳内の数多くの機能や物質を画像化してきた脳機能研究の第一人者、福山秀直・京都大学名誉教授、初代の認知神経学会理事長で言語障害の神経学を専門とする神経心理学者の杉下守弘・元東京大学教授(現・王子こころのクリニック)もそれぞれ最新の研究成果を披露する。
参加申し込みはこちらのURL(https://teket.jp/18406/70613)から。問い合わせは認知神経科学会事務局(076-229-1161)へ。